ナイツ塙さん「言い訳」感想文♪ | HIDE×HIDE 尾上秀樹の[中棹三味線道!]

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”秀々(ヒデヒデ)”から”HIDE+HIDE”に改名し、心機一転ブログのタイトルも変えてみましたが、「中棹三味線道!」と名乗っているわりには
ほとんど三味線のハナシには触れないフツーのブログです。

 どうも、読了秀樹です( *`ω´)

お笑い芸人 ナイツ塙さんの著書「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」を読み終えましたー!

結論から言わせていただくと、、本の最後の方は、もし部屋でお酒を飲みながら読んでいたら泣いていたと思います。感動して( ;  ; )

タイトルだけを見ると"芸人さんのお笑い解説"なのですが、実際読み終えてみた感想としては「これはある種の青春物語だ!」なのです!!

ご本人にその自覚、意図がおありだったかはわかりませんが 汗

そもそも文章が非〜常にわかりやすく、すいすいと脳に入っていきました。(もともとぼくが"お笑い好き"というのもあって、登場するお笑い芸人さんの名前や、その時々のネタが概ねわかるから、というのはもちろんあるとは思いますが  汗)

漫才のネタのカテゴリーやシチュエーションなどを、ときに100m走、サッカーや野球、ときに"恋人"に喩えて表現されているのですが、それもまた絶妙、軽妙で、面白くもあり、興味深くもありました。

お笑い、漫才についてただ語るだけではもちろんなく、言語、文化に遡って考察しているくだりもあり、勉強になるな〜と思いつつ、説明口調ではないため"楽しみながら、人に言いたい知識が増えたかも!"な お得感?!もありました^ ^


ぼく自身、そのむかしインディーズバンドをやっていたので、いわゆる"若者の挫折"のようなものがわかる気がして、内容に入り込めました。
ちなみに当時のバンドマン秀樹は、「コンクールなんかダセェ!全然ロックじゃねーぜ〜!」的なことをのたまっておりました 苦笑
薄っぺらい自尊心、虚栄心と、"本当は自分が全然大したことないないということがバレてしまう"という恐怖心が、強がったセリフとなって出てました。
まさしく若気の至りですね 笑

閑話休題 汗

とにかくですね、こちらの本「言い訳」は、

・お笑いが好き
・努力をしたことがある、または挫折をしたことがある

という方には是非に!というオススメな本!です(o^^o)




※個人の感想です。