放送作家の小野高義です
きょうは選挙
ということで
日本シリーズでモイネロ投手に打球が当たってなんやかんやしてるあたりで急に選挙特番が始まって日本シリーズ画面がっちっちゃくなったと思ったらDeNAがパカパカ打ち始めて2点とって、画面が元に戻ったら攻撃終わりました
この間
松尾汐恩選手が日本シリーズ初打席で見事なツーベースを放ったのが
ちっちゃい画面でよくわかんなかったので
しっかり見たかったなーというのと来シーズンに向けてますます楽しみだなあ
という気がしました
◇
そんな選挙の影響を受けない朝に盛り上がったワールドシリーズは
山本由伸投手が
7回途中までを1安打1失点
ヒットはソト選手のホームランだけ
という素晴らしい内容で
ドジャースが4-2で勝利しました
日本人としては
ドジャースの連勝で大喜び
と
いきたいところではあったのですが
8回の盗塁失敗の際
スライディングで手をついたのが原因で
負傷して倒れ込んでしばらく起き上がれなくなってしまい…
苦悶の表情を見せた大谷選手に
テレビを見ていた日本中のファンが心配した
ことと思います
試合後の会見で
左肩の亜脱臼ということが発表されましたが
中継の音声には
「肩っすね、左」
「外れた?」
「多分」
という生々しいやりとりも捉えらていて
正式発表の前から
左肩の脱臼ではないかという推察がネットでは大方を占めていました
◇
ぼくは
このシーンを見て
まっ先に思い出したのが
明徳義塾高校の馬淵監督
でした
このブログでも何度か綴らせていただいておりますが
明徳義塾高校の地方大会
セカンドに盗塁を試みた選手が
スライディングで左肩をついて
肩を脱臼自分で歩けないくらいの痛みに苦しみ悶える…
という今回の大谷選手と全く同じシチュエーションがあって
この選手が
抱えられながらベンチに戻っていくと
待ち構えていた馬淵監督が
左肩のあたりをちょいちょいとやって
グイッと押し込むと
その選手が
一瞬で痛みがなくなったことに自分でも驚いて
ぴょんぴょん跳びはねるようにグラウンドに戻っていった
という動画があって
個人的にめちゃくちゃ好きな動画なのですが…
スマホでリアルタイム検索見たら
「馬淵監督」
というのが急上昇していて
どうやらこの動画のことを知って
ぼくと同じように思った方々が
「馬淵監督を派遣してくれー」
とつぶやきまくったことで
何故かこの季節に馬淵監督が急上昇
ということになったようです
◇
で
久々にこの動画見にいたら
再生回数が
なんと1890万回
となっていました!
単純計算国民の7人に1人くらいこの動画見に来た
っていうことになります
Xでもめちゃくちゃこの動画拡散されてました
◇
拡散されたことで
もちろん
馬淵監督派遣してほしいー
という声も上がりつつ
実は
この脱臼の直し方
医療行為としては
かなりヤバいやり方で
運が悪いと神経とか血管とかに影響及ぼす危険もある
ということらしいので
馬淵監督はとりあえずすごいけれど
良い子がマネするのはやめましょう
ということでしょうか
◇
調べてみると
脱臼と亜脱臼
だと
だいぶ症状が違って
亜脱臼は完全に関節が外れたわけではなく
位置的には元に戻っている状態
で
ロバーツ監督も会見で
「可動域は悪くない、強さもある」
と語っているので
事実であれば軽症かもしれない
ということです
が
肩関節は複雑な構造なので
亜脱臼でも神経や骨に影響が出ていることは否定できず
仮に軽症だったとしても
クセになりやすい
という点がやっかいらしく
パドレスのタティスJr選手は
2021年に4度も亜脱臼して
亜脱臼を予防するための手術を余儀なくされた
ということがありました
◇
大谷選手のことなので
もしかしたら
来シーズンのために今から手術
という選択をするかもしれませんし
その必要はないかもしれません
なんにせよ
大谷選手の軽症を祈るばかりです
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした