放送作家の小野高義です
きのう1-0という痛い敗戦を喫した巨人ですが
きょうは12-4の快勝
残り4試合で
マジックを3としました
ここ3試合沈黙していた打線ですが
岡本選手の27号
坂本選手の7号
など
打線が爆発した形で
打線が良ければやはり巨人は強いです
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巨人のマジックも3ですが
岡本選手の7年連続の30本塁打という
記録も
あと3本に迫りました
巨人では
王選手、松井秀喜選手しか成し得ていない記録で
長いプロ野球界の歴史でも
王貞治(19年連続)
秋山幸二(9年連続)
山本幸二(8年連続)
野村克也(7年連続)
松井秀喜(7年連続)
と
過去に5人しか成し得ていない大記録です
◇
今年の岡本選手は
本塁打数が伸び悩み
8月くらいまでは
30本塁打は絶望的
と見られていましたが
あと4試合で3本
ギリ達成できなくもないところまできました
◇
岡本選手に限らず
今年は
歴史的な投高打亭のシーズン
と言われています
打率3割は
セ・リーグでサンタナ選手とオースティン選手の2人だけ
パ・リーグでは近藤健介選手1人だけ
ホームラン30本以上も
セ・リーグは村上宗隆選手
パ・リーグは山川穂高選手
の
各リーグ一人ずつしかいない
という状態です
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9月に入る前のペースでは
セ・リーグは
1961年の長嶋茂雄氏の28本以来
63年ぶりにホームラン王が30本に届かず
1960年大阪タイガースの藤本勝巳選手の76打点以来
64年ぶりの打点70台の打点王が誕生するかもしれない
という
まさに歴史的打低ペースでしたが
ここへ来て
村上選手のペースが上がって
このまま行くと
35本塁打90打点も見えてきそうな勢いです
岡本選手にしても村上選手にしても
ようやくこの9月で
帳尻を合わせてきた感じですね
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飛ばないバットの影響は
もちろんあるとは思いますが
9月に入ってからの
岡本選手と村上選手のバッティングを見ていると
本当に飛ばないバットなのかな?
というくらい
打球の勢いがある気がします
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個人的に思うのは
単純に
飛ばないバット
ということではなく
バットのレギュレーションが変わって
打ちづらく飛びにくくなったけど
だんだん打ち方に慣れてきた
という段階が今の9月
っていうことなんじゃないかな
と思ったりしています
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優勝までの大詰め
そして
CS
日本シリーズ
投高打低だったシーズンの締めくくりは
一発が物を言う打撃戦を制するチームが制するかもしれません
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした