放送作家の小野高義です

 

日本ハムの水谷選手が

きょうも2安打3打点の活躍で

交流戦打率5割

とぶっちぎりの首位打者

となっています

 

交流戦男

と呼ぶメディアも多いですが

 

昨年までソフトバンクで一度も一軍出場のないまま5年間

の選手が

現役ドラフトで入った日本ハム

新庄監督の下で

ただ単純に覚醒した

というだけの話で

 

交流戦であろうがなかろうが

今シーズン

この調子で打ちまくって

やがて首位打者争いを

チームメイトの田宮選手とともに演じていくことは

間違いないと思います

 

  ◇

 

にしても

水谷選手にしても田宮選手にしても

昨年までは

ほぼ誰もしらなかったような選手

ともに今年チームの中心となって打ちまくってる

という

他のチームでは見当たらないこの現象

 

偶然…

 

…と呼ぶには出来すぎであり

 

昨年

トレード加入の郡司選手も田中正義投手も

今やチームの中心となっている

 

ということを考えると

 

やはり新庄監督の審美眼と再生能力はエグい

 

ということに尽きるのでしょう

 

  ◇

 

そんな中

 

今日2番に入った清宮選手が

2打数2安打4出塁3得点

今シーズン初のマルチ安打の活躍

水谷選手の活躍がすごすぎて

あんまり目立ちませんでしたが

しれっと

復活していました

 

今年は

自主トレ中に左足関節捻挫

というまあまあ大きいケガをして

開幕を棒に振り

 

新庄監督に苦言を呈され

 

その後

 

4月下旬に一軍に復帰したものの

園田劇には精細を欠き

打率0割台で

5月に入ると再び二軍落ち

 

新庄監督から出てくるのは

選手としての自覚のなさを指摘する厳しい言葉ばかりで

 

もはや

トレード候補なのでは

 

というネットの声もちらほら聞かれるようになっていました

 

  ◇

 

しかし

再び6月11日から一軍に復帰し

復帰3試合目で

ようやく結果を出すことができました

 

厳しい言葉を向けながらも

決して見捨てない

選手の性格や個性に合わせて絶妙に覚醒のスイッチを押すことが出来る

新庄監督の采配や気配りを

 

きょうの清宮選手の活躍からも

見ることが出来た気がしました

 

清宮選手が本来の調子を取り戻したら

日本ハム打線

手をつけられないくらいの脅威になってくる可能性もありますね

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした