放送作家の小野高義です
オリックスの19歳
齋藤響介投手が
巨人を相手に
5回無失点でプロ初勝利を挙げました
10代での巨人戦勝利は
山本由伸投手、宮城大弥投手に次いで
球団3人目
まさに
オリックス
エースの系譜と呼べる快挙
といったところかもしれませんが
ぼくとしては
ついに
というより
ようやく1勝という感じがしています
◇
というのも
ぼくは
去年の段階から
齋藤響介投手のポテンシャルの高さにびっくりして
今年のパ・リーグ新人王最有力候補
と思ってたくらいでした
◇
山本由伸投手が抜け
山崎福也投手も抜けたオリックス
ではあっても
宮城投手がいて
負けない男、東晃平投手がいて
山下舜平大投手がいて
そして齋藤響介投手が出てきて…
…っていうオリックスの
湧いて出てくる圧倒的投手力があれば
今年も優勝候補筆頭
と思ってました
今現在
そうなっていないのは
宮城投手が故障で離脱し
山下舜平大投手もコンディション不良となり
続々離脱者が出る中で東晃平投手まで勝ち運をなくし
ということが続いたのはもちろんですが
この齋藤響介投手が出てくるのがちょっと遅かった
というのは
けっこう大きな低迷の要素だったんじゃないか
という気がしています
◇
山本由伸投手をちょっとモーション速くしてショートアームにしたようなピッチングフォームから放たれるストレートは
山本由伸投手のように威力があり
かつバッターからボールの見え所が捉えづらい
という特徴もあり
テンポ良く小気味良い投げっぷりは
攻撃陣に勢いをもたらすタイプ
だと思います
齋藤投手が勢いに乗ってくれば
同時にオリックスも勢いに乗って
他のピッチャーにも良い影響が出そうな気がします
あとは
山下舜平大投手
そして故障離脱の宮城大弥投手が戻ってくれば
オリックス
巻き返してくるかもしれませんよ
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした