放送作家の小野高義です
現在
セ・リーグ首位を走る巨人と
11連勝して交流戦首位のロッテ
との対決は
巨人が記録的な猛攻で圧勝しました
◇
2回裏に
ヘルナンデス選手のレフト前ヒットから始まった攻撃は
9人連続ヒット
というプロ野球タイ記録
そして
ヘルナンデス選手三振で連続記録は途絶えたものの
まだ勢いは止まらず
さらに岡本選手に1イニング2本のタイムリーを含め
1イニング12安打という
こちらは
プロ野球記録に1安打足りなかったものの
球団新記録
しかも全てが単打
という珍しい記録となりました
◇
このイニング
確かに
記録の上では猛攻
という形でしたが
最初にヒットを打ったヘルナンデス選手の後の
吉川選手のレフト前にポトリと落ちるヒットから
岡本選手、坂本選手の三遊間ヒットなどは
小島投手が打ち取ったような当たりで
その後も
ほぼ
ゴロが内野の間を抜けていき
9人目丸選手のポテンヒットはもう運が9割
みたいなヒットで
なんなら
ピッチャーの山崎伊織選手のヒットが一番捉えてた当たりだったんじゃないか
っていう感じでした
逆に小島投手は
ただただ運が悪かった
と割り切っていいんじゃないかなあ
という内容だったように思います
◇
3週間負けなし
11連勝中のロッテの勝ち方は
4試合連続9回に同点に追いついたりして
ちょっと神がかっていました
一方
巨人はずっと得点力不足に泣いていて
特に
岡本選手は
33試合、133打席タイムリーなし
という
とんでもなく4番らしくない記録を打ち立ててしまっていました
野球の技術的なこととかではなく
精神的なことというか
むしろスピリチュアル寄りな考え方ですが
この試合
ロッテは勝ち疲れて
巨人は糞詰まりがとれた
みたいなゲームだったように見えました
◇
運というのは
波に乗ったり落ち込んだりはあるけれど
総じて五分五分に落ち着くというのが
この世の習わしという考え方に基づくと
ロッテは
連勝中神がかりすぎていて
勝利するための運勢に疲れが出ていた
一方の巨人は
発揮できずに溜まりに溜まった運の流れが
一気にドバッと出た
それが1つの試合で同時に起こってこんな結果になった
という気が
個人的にはしたのであります
◇
総じてどうでもいい話をしてしまった感がありますが
なんとなく世の中とか人生ってそんな感じかな
とか思ったりするジメジメ蒸し暑いもうすぐ梅雨の夜なのでした
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした