放送作家の小野高義です
ロッテが首位独走状態だったソフトバンクに勝利して
ついに7連勝となりました
2つの引分けを挟んでの7連勝なので
9試合負けなし
という
なかなかの勝ちっぷりです
春先の状態からして
さすがに今年はAクラスむりなんじゃないか
と思ってたら
気づけば3位で
首位ソフトバンクと6ゲーム差
2位日本ハムとは1,5ゲーム差に肉薄しています
◇
一方
セ・リーグでは
広島が
延長12回
投手9人を使い切った末
9-6でDeNAを振り切りました
これでまた2位浮上
首位阪神とは1,5ゲーム差に肉薄しています
◇
にしても
両チームとも
よくこの打線でここまで勝てるなあ
っていうのは
少なからずみなさん思うところではないでしょうか
ソフトバンクの強力打線はもはや反則ではありますが
得点力不足と言われる阪神でも
森下、大山、佐藤輝明
と日本代表レベルのクリーンナップを揃えて
1番近本選手の打撃力は驚異だし
巨人には岡本選手
ヤクルトには村上選手にサンタナ選手
DeNAには牧選手
と
わかりやすい看板スラッガーがいるものですが
広島は
こないだようやく初ホームランを打ったばかり
ホームランわずか1本の小園選手を
4番に起き続ける潔さ
これによって
打線につながりが出て得点力をあげているのは
まさに
新井監督の発明とも言うべきオーダー
と言えるのではないでしょうか
ロッテの打線が
だいじょうぶかいなと思ってしまうのは
昨年から引き続きのことですが
それでもなんとか打線がつながるのは
144通りと言われる日替わりオーダーの見事さ
に尽きるでしょう
これはもう
吉井監督とロッテ首脳陣の芸術作品
と呼べる見事さです
◇
絶妙な投手起用も
この両チームに共通するもので
今日の広島の投手起用も
決断が早く
出し惜しみもしない思い切りの良さで
勝利を呼び込んだ
象徴的な継投策だったと思います
両チームとも
リリーフ陣の層の厚さと起用に応える投げっぷりは
勝利を支える土台となっていることは言うまでもないでしょう
◇
正直
ロッテも広島も
シーズン前は
戦力的には
最下位争いは仕方ないんじゃないか
と思ってました
自分の見立ては所詮素人レベルでしかなく
その甘さを恥じるばかりなのでありますが
この2チームが活躍することで
両リーグはさらにおもしろくなっていくことと思います
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした