放送作家の小野高義です
きょう1試合だけ行われた
阪神ー中日戦
阪神は
先発メンバー6人を入れ替え
懲罰二軍落ちの佐藤輝明選手
だけでなく
4番の大山選手もノイジー選手もスタメンを外れ
4番には原口選手が座るという驚きのスタメン
となりましたが
この打線が大当たりして
ずっとしめっていた打線が爆発して9得点
4番に抜擢された原口選手は今季1号のスリーランホームランを含む4打点
5番に抜擢された糸原選手もタイムリーを放つなど
入れ替えた打線が見事的中した試合
となりました
◇
逆に言えば
打線を入れ替えてもこれだけ強いと言うことは
それだけ選手層が厚く
その強さは底知れない
ということでもあるわけですが
よく考えると
これを毎日のようにやっていたのが
昨年のオリックスであったりロッテ
だったりしているわけです
◇
一方
昨年日本一に輝いた阪神
岡田監督は
守備位置と打線を固定することで
選手が安定して力を発揮できる環境を作ったことが
日本一につながった
というのが定説となっています
もちろんそういう面はあるんだろうなあ
と思っていました
が
よくよく考えると
それができるチームというのは
もともとそれだけの戦力が整っていることの裏返し
なのではないか
という気もしてくるわけです
◇
今年のオリックスは
ケガ人続出の緊急事態が続きっぱなしで仕方のないところはありますが
昨年の戦力を考えると
4番に頓宮選手を固定して
森友哉選手と杉本選手を
多少調子が悪くてもクリーンナップに固定して
何でもできる中川圭太選手を6番
紅林選手を7番
みたいにした打線を固定しても
たぶん強かったんじゃないか
という気もします
◇
そのチームにとって
どっちが良いのか
永遠に答えは出ないとは思いますが
厚みのある戦力と
岡田監督の眼力を活かした
日替わりオーダーの阪神
というのも
ちょっと見てみたいなあ
という気もした
なんかけっこう蒸し暑くもある夜なのでした
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした