放送作家の小野高義です

 

パ・リーグは

ソフトバンクが早くも独走態勢に入ったかのように勝ちまくっております

2位日本ハムを3タテにして

これでゲーム差は5,5

それでもまだ日本ハムは2位

なので

いかにここまでのソフトバンクの強さが突出しているか

がわかります

 

チーム防御率も2,02で断トツ1位

チーム打率、本塁打も 259 22本で、コチラも断トツ1位

 

打って守れてるのだから

そりゃもう勝って当然かな

という無双状態です

 

  ◇

 

一方セ・リーグは

首位阪神から同率最下位のヤクルト、中日までが

わずか2,5ゲーム差

 

パ・リーグの1位2位の差の半分もない

というのが

対照的だし異常事態でもあるな

 

という感じです

 

特徴的なのが

現在Aクラスのチーム防御率を見てみると

1位阪神 2,09

2位巨人 2,32

3位広島 2,39

いずれもチーム防御率が2点台で

きれいに1位、2位、3位

となっています

 

逆に打撃成績を見ると

 

現在のチーム成績は

1位阪神

2位巨人

3位広島

4位DeNA

5位中日

5位ヤクルト

ですが

 

チーム打率の順位だと

 

1位ヤクルト 249

2位中日   245

3位DeNA  242

 

4位阪神   229

5位巨人   228

6位広島   226

 

AクラスBクラスがゴロッと入れ替わる

という

ちょっとおもしろいことになっています

 

だからこその

よく言えば大混戦

悪く言えば決め手がない状態

 

となっているのでしょう

 

  ◇

 

打率と言えば

メジャーでは大谷選手が365とハイアベレージを記録してるけれど

他にも

チームメイトのムーキーベッツを始め

多くの打者が3割台後半をマークしていて

大谷選手の今年のアベレージと言えども首位打者を取れるかどうか定かではない

という

ハイレベルな争いを展開していますが

 

NPBでは

現在

規定打席に到達している3割打者は

セ・リーグがサンタナ選手と細川成也選手の2人

パ・リーグも近藤選手、周東選手、柳田選手のソフトバンク勢3人だけ

という状態で

比べてしまうとちょっと寂しいかなという気もしますが

 

そんな中

中日の村松開人選手は

きょうも2安打を放って打率は

390

3日くらい前には

打率4割を超えていて

 

規定打席まであと16打席で

その16打席全て凡退でもサンタナ選手の上を行くので

実質首位打者

 

みたいなことが話題となっていましたが

 

つまりはもうすぐ規定打席にも到達して

ものすごい打率でトップに躍り出ることになります

 

ちなみにきょうの時点では

規定打席まであと13か14打席くらいで

 

規定打席が試合数×3、1

なので

1日4打席ずつ打席に立ち続けて

あと2週間か3週間で到達

の見込みなので

今月中に

打撃成績1位 村松開人

の名前が踊るかもしれません

 

一昨年のドラフト2位で今年2年目

 

完全に覚醒の気配です

 

  ◇

 

同期入団の田中幹也選手が

ほぼセカンドの定位置をつかむ中

開幕こそ後れを取った形ですが

好調の打撃で

中日の課題でもあったショートの定位置を

ほぼ手中に収めようとしています

 

村松開人選手は

明治大学時代は主にセカンドでした

 

一方で

田中幹也選手は東海大菅生と亜細亜大学時代から定位置はショート

 

体格的にも

逆じゃないのかな

と思ったりもするんですが…

 

堂上直倫コーチによると

 

村松選手は

セカンドだとボールを待って捕るクセがあるけれど

ショートを守らせることによって

積極的に前に足を運んでボールを捕りに行くようになり

結果守備も安定してくる

 

とい説明をしていました

 

個人的には

明治大学時代から村松選手は足も速いし良いバッターだなあと思って注目していたし

田中幹也選手は東海大菅生の頃からセンスの塊だったのが印象的ですごく好きな選手

この2人が

守備位置かぶらず二遊間を組んでいるというのは

すごく魅力的に感じています

 

一時は首位にいたものの

今は順位的には同率最下位

それでも

首位とはまだまだ2,5ゲーム

村松選手がレギュラーに定着したことで

さらに打線に厚みが加わった中日は

けっこう手強そうな気がしますね

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした