放送作家の小野高義です
巨人ーDeNA戦
西館投手が
ついに打たれてしまいました…
きのう
10試合連続ホールド
という
新人タイ記録を達成したばかり
だったのですが
プロの世界はきびしいものです
◇
西館投手は
昨年まで
巨人が最も失点していた
魔の7回
に登板する
新7回の男
として
新人らしからぬ堂々としたピッチングで
登板した全ての試合を
無失点に抑えてきました
阿部監督の後輩
ぼくも2週間くらいだけど一応通っていた
中央大学の出身で
個人的に思い入れもある投手ですが
良い意味で新人らしからぬところが
投球スタイルのみならず
顔もなんかおっさんみたいだし
1日10時間以上寝てるのになんか眠たそうな顔してるし
挙動の一つ一つもなんかもったりしてて
全体的雰囲気がベテラン感満載で
全く初々しくないところが
ちょっとツボでおもしろいなー
って思ってました
で
そんな感じでベテラン感を漂わせながらマウンドに上がると
1イニングを軽く10球程度で
何事もなかったように
「片付けてくる」
という
漂う雰囲気がそのままピッチングに現れた
まさにベテラン職人の仕事っぷりは
逆に新しくて
巨人の新時代を感じさせたりもししていました
◇
きょうは
戸郷投手の力投の後を受け
1点リードした場面で迎えた8回に登場
しかし
一番桑原選手にいきなりヒットを打たれて
送りバントでワンナウトをとったものの
3番、4番に連続タイムリーを打たれ逆転
逆転のヒットを放ったのが
中央大学の先輩
牧秀悟選手だった
というのも
なにかの縁かもしれません
◇
そして
西館投手がマウンドを降りた後も猛攻は続き
きょう
開幕以来初めて8番に降格した
度会隆輝選手が満塁ホームランで
この回一挙6点
新人王を争う度会選手
降格したその日に結果を出すところが
こちらも並の新人ではありません
◇
西館投手も
記録は途切れてプロ入り初の敗戦投手
となってしまいましたが
現在2位の巨人を支えてきた立役者の一人
であることは間違いありません
ベテラン選手のように
悪いことはスッパリ切り替えて
心機一転
さらなる活躍を
期待したいですね
若々しさと初々しさを画に描いたような度会選手との新人王争いも
今後も見物です
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした