放送作家の小野高義です
巨人が3連勝で
貯金1で2位に浮上
その立役者となったのが
スガコバコンビの活躍
でした
昨年故障もあってわずか4勝に終わった
菅野投手ですが
今年は早くも2勝目
開幕から実に
12イニング無失点と
まさに全盛期を思わせる無双のピッチングです
もちろん
昨年に比べ
コンディションが格段に良い
というのもありますが
同学年
小林誠司選手との相性の良さ
っていうのもやっぱり大きくて
すごく投げやすそうだし
投げながらどんどんリズムに乗っていく感じが
伝わってきます
◇
そして小林選手
きょうはそんなリード面だけでなく
6回に先制のタイムリーヒットを放ち
菅野投手に勝利をもたらしました
小林選手にとって
なんと
2年ぶりのタイムリー
だそうです
2年も打点がなかったということで
そんなに打ってなかったんかーい
って思いましたが
一昨年は60試合
昨年はわずか20試合しか出場してなかったので
まあ無理もないか
という気もします
◇
小林選手と言えば
最も高額な控え捕手
みたいなイメージがあって
一昨年までは
年俸1億円の控え捕手
でしたが
昨オフの契約更改で
7000万円ダウンの3000万円
この時代
年俸3000万は
一軍の控えにふさわしい
と言ってはなんだけど
そういうレベルの年俸
という感じかもしれません
◇
小林選手は
リード、肩、守備面においては
日本代表クラスの実力がありながら
とにかく打てなさすぎて
打てる大城選手に正捕手の座を奪われた
という形ではあります
確かに
昨年の打率は、125
悪い時は
1割にも届かな勝ったシーズンが
2020年と2021年の2回もあって
確かに数字の上では打てなさすぎ
ですが
バッティングっていうのは
打席に立つことでアジャストできていく
というところが大きくて
特に
キャッチャーというポジションは
打撃面でも投手との駆け引きで打つ傾向があるので
打席に立つという経験がすくなくなると
どんどんドツボにハマっていく選手が多い気がします
◇
小林選手
確かにバッティングは良いとは言えませんが
それでも
正捕手として試合出場概数が100試合を超えるようなシーズンは
打率2割は打てていて
打点も一番多いシーズンで35打点あげてるので
打線に穴が空くほどひどいバッティングかというと
そんなこともなくって
試合に使われなくなっていったのは
実にかわいそうだなあ
という気がしていました
◇
そんな捕手としての力が
関係者にもファンにも知れ渡っているから
トレードに出してやればいいのに
という声も毎年のように上がりますが
それでも巨人が手放さない
ということは
一番その力を知っているのは巨人
ということでもあるかもしれません
◇
ともあれ
小林誠司選手は
年俸3000万レベルの選手
では
本来ないはずです
その実力を
なんか今年は発揮してくれそうで
そういう巨人は
今年期待できるんじゃないかな
という気がします
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした