放送作家の小野高義です
巨人のキャンプで
今年のドラフト指名投手が
実戦形式のシートバッティングに登板し
それぞれ
上々のスタートを見せたようです
今年の巨人のドラフトは
本指名5位までが
全て大卒か社会人という
徹底した即戦力補強
うち
投手が3名で
野手が2名
野手の方では
ドラフト4位の佐々木俊輔選手が
早くも
打球速度170キロ超えというパンチ力でアピールし
正外野手争いに食い込んできていますが
きょうは投手陣がアピール
今年ドラフト指名の3投手全てが登板し
1位、中央大学出身西館投手が打者8人に被安打2
2位森田俊哉投手は打者7人に対し被安打1
と
まずまずのピッチングでしたが
ドラフト5位入団
左腕の又木鉄平投手が
打者6人に対し、被安打0、、4奪三振
という圧巻のピッチングを見せ
今日登板した投手の中でも存在感を発揮していました…
…という記事を見かけたので
動画を見てみたら
記事を見て想像していた以上に素晴らしくて
ちょっとびっくりしました
↓
◇
動画を見てみると
シートバッティングは
カウント1-1
ランナー二塁から
というケースバッティング
なので
三振の数を鵜呑みに出来るかというと厳密にはそうではないんですが
それでも
0-0からの勝負であったとしても
そのくらい三振獲ってもおかしくないくらいの内容でした
とにかく
ストレートの質が素晴らしいです
力感が全く感じられないキャッチボールの延長みたいなフォームから
リリースの瞬間だけ力を込めて
鋭いボールがバッターをえぐるように突き刺さるボールで
門脇選手や岡本選手といった主力打者が軒並み
そのストレートに差し込まれていました
球速表示はなかったのですが
記事によると140キロ台中盤ほど
しかしながら
見た目の速度や
バッターの体感としては
150キロ以上に感じられるようなボール
だったのではないかと思います
変化球は大きく曲がるスライダーとチェンジアップが
ビタビタに決まると言うよりは
低めによく制球されている
という感じで
ゆったりと力感のないフォームからのストレートがあることで
これらの変化球も
かなり効果的に決まっていました
◇
杉内俊哉チーフ投手コーチが
「良い具合の投げ方をしている」
と
先発、中継ぎ両面での戦力として構想していることをコメントしていましたが
確かに
決して球速表示があるわけではないけど
ゆったりと力感のないフォームからバッターをえぐる感じは
杉内コーチの全盛期を彷彿とさせるものがあります
◇
なんにせよ
今年の巨人の新人
まさに即戦力揃いで
今年の活躍が
非常に楽しみです
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした