放送作家の小野高義です

 

FAとなり去就が注目されていた

藤浪晋太郎投手が

メッツと契約したようです

年俸は335万ドル(約5億円)の1年契約

登板試合数に応じて最大85万ドル(約1億2600万円)の出来高がつく

ようです

 

日本時代の最高年俸が1億7千万円

ということなので

メジャーに来て良かったねえ

という感じですが

 

去年のアスレチックスの契約も

単年で

年俸325万ドル(4、16億円)と出来高140万ドル(1億8千万円)

なので

去年とそんなに変わらない年俸

ということになります

 

メジャーで普通に投げる投手はこのくらいもらえる

ということになるので

 

やっぱりメジャーは夢がある

と言えるでしょう

 

  ◇

 

メッツ

ということは

 

千賀投手とチームメイト

ということになります

千賀投手はメッツの先発ローテーションで

藤浪投手はセットアッパー

ということなので

 

千賀ー藤浪

という日本人リレーも

けっこう見られそうで楽しみです

 

  ◇

 

日本人の継投といえば

今年は

 

パドレスも

先発ダルビッシュ有投手からの

抑え松井裕樹投手

という継投シーンも見られそうです

 

  ◇

 

これまで

日本人投手の継投

といえば

 

レッドソックスの

セットアッパー田澤純一投手からの

抑えの上原投手

という勝利の方程式がありましたが

 

日本人の

先発→セットアッパー

先発→抑え

というリレーは

そんなになかった気がします

 

今年はそれが

二つのチームで見られるかもしれない

ということで

 

日本人としてはうれしい限りですね

 

  ◇

 

ダルビッシュ有投手は

甲子園でノーヒットノーラン

松井裕樹投手は

夏の大会の1試合最多奪三振記録保持者

そしていずれも

高卒即ドラフト1位入団

 

メジャーでの継投が実現すれば

甲子園のスターの豪華リレー

ということにもなります

 

そうやって考えると

高校野球ファンとしても

感慨深い物があります

 

  ◇

 

一方

メッツの藤浪晋太郎投手も

大阪桐蔭で春夏連覇を達成した

甲子園のスターで

高卒即ドラフト1位入団

 

ですが

 

千賀投手は

愛知県の無名高校で夏の予選3回戦止まり

育成ドラフト4位入団

 

 

高校時代から見ると

対照的な二人

 

ということになります

 

  ◇

 

そんな千賀投手

契約金の桁が大きすぎて年俸がいくらだか

よくわかんなくなってきてますが

 

5年契約で

総額7500万ドル(約105億円)のうち

500万ドル(約7億円)が契約金で

年俸は1400万ドル(約19億6000万円)

 

つまり

藤浪選手の5倍の年俸

 

ということになります

 

 ◇

 

ちなみに

パドレスの松井裕樹投手は

変動年俸制の契約ですが

今年の年俸が325万ドル(約4億5500万円)

 

※以降は

25年が550万ドル(約7億7000万円)

26年が575万ドル(約8億500万円)

27年が650万ドル(約9億1000万円)

28年が700万ドル(約9億8000万円)

 

一方

ダルビッシュ投手は

上がったり下がったりの契約になってるようで

 

今年の年俸は

1500万ドル(約19億7300万円)

 

※来年以降は

25年2000万ドル(約26億3000万円)

26年1500万ドル(約19億7300万円)

27年1400万ドル(約18億4100万円)

28年(42歳のシーズン)400万ドル(約18億4100万円)

 

  ◇

 

育成出身の千賀投手の年俸が

 

甲子園の大スター

ダルビッシュ投手とほぼ同じで

松井裕樹投手や藤浪晋太郎投手を遙かに上回っている

 

野球選手も人生いろいろだな

 

という感じですね

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした