放送作家の小野高義です

 

クライマックスシリーズ

ソフトバンクが2連勝して

早くもファイナルステージ進出を決めました

 

柳田選手の2試合連続

しかも

変態打ちの満塁ホームラン

など

まさに王者と呼ぶにふさわしい戦い

だったように思います

 

これでソフトバンクは

ポストシーズン

2019年クライマックスシリーズファーストステージ第2戦から

18連勝

 

きのうのブログでも書かせていただいたとおり

レギュラーシーズンと何ら変わりない

「いつも通り」

の戦い方で圧倒した

 

という内容だったと思います

 

  ◇

 

…というソフトバンクの前に敗れた西武ですが

 

試合終了後

辻監督が

まさかの監督退任発表

6年で5度にわたって3位以上

今年も

昨年の最下位から

今年も相当苦しむのでは

という下馬評の中で

優勝争いを最後まで演じる3位

 

監督としての実績と手腕は評価されてしかるべき

と思いますが

 

球団によると

理由は

「世代交代」

だそうです

 

  ◇

 

今回の退任発表は

辻監督本人

からではなく

 

試合終了後のPayPayドームで

西武の奥村球団社長が会見で発表したものでした

 

 

 

 

「今回の退任はあくまでも勇退」

「理由は若返り」

 

とのことですが

 

遅れて会見室に入ってきた辻監督

今後のことを聞かれると

「さっき言われたばかりだから何も考えてない」

と答えていました

 

辻監督は辞める気なかったのに辞めろと言われた

という

「勇退」というより「解任」に近いニュアンスの退任劇

のような気もしますが

 

後任の監督はまだ決まっていない

とのことなので

 

まず退任ありき

というのをこのクライマックスシリーズの時期に決めてしまうというのが

 

なんか

ロッテと同じくらいドタバタしてるんじゃないかなあ

 

という気がしないでもないです

 

  ◇

 

西武は

今年のオフ

森友哉選手がFAで流出することがほぼ確実で

長年西武の山賊打線を引っ張って来た中村剛也選手も、もう40歳

 

今年

盤石のブルペン陣で勝ち星を重ねた投手王国ではありますが

 

山川の長打力だけが飛び抜けて目立ちざるを得ない打線は

森友哉選手が抜けることで

さらにオリックスやソフトバンクと比べると見劣りすることは否めず

 

チームとしても

何か大きな改革が必要な時

 

という時期ではあります

 

ここで

フロントが強権を発動して

監督のクビをすげ替えた

ということは

 

今年のオフ

森選手のFA流出

がかすむくらいの

大型補強や首脳陣の招聘を

断行するんではないか

 

という予感がしますが

 

果たしてどうなることやら…

 

  ◇

 

セ・リーグは

DeNAが

伊勢投手の神がかったリリーフもあって勝利しましたが

 

コチラもきのうの阪神同様

伊勢投手にとっては

今シーズン初めてのイニングまたぎ

 

ファーストステージで早くも両チーム削り合っておりますが

 

ヤクルトとやる前に燃え尽きてしまうんじゃないかと

ちょっと心配になる両チームの戦い方

 

なのでした

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした