放送作家の小野高義です

 

きょうも巨人は勝てませんでした

負けなかっただけ良かったです

きょうは引き分けでした

 

なんといっても

先発の赤星優志投手が良かったでね!

5回を投げて4安打無失点

 

きょうもストレートはコンスタントに150㎞前後を計測して

スライダーなどの変化球も含めて

両コーナーにビタビタとコントロールされてて

 

改めて

よくこんなピッチャーがドラフト3位まで残っていたもんだと思います

 

被安打は4

でしたが

阪神打線

まあまあコンタクトして

ヒット性の良い当たりが多かったように思います

 

おそらく

球速は出ているものの

球筋が相当キレイなんでしょうね

なまじコントロールもいいから

狙い球絞ればコンタクトしやすくて

緩急差がそれほどあるわけでもなく

意外とストレートとそれ以外のボールの見極めがしやすい感じなのかなあ

とも思いますが

 

高校は日大鶴ヶ丘高校で

我が母校と同じく杉並区の出身

なので

 

今シーズン、是非とも先発ローテで活躍してほしいものです

 

  ◇

 

一方の阪神ですが

 

智弁学園出身

高校No.1スラッガーの呼び声高い

新人の前川右京選手が

オープン戦初登場

 

いきなり2安打を放ちました!

阪神の高卒ルーキーが

オープン戦とはいえ

マルチヒットを達成したのは

あの

ミスタータイガース

掛布雅之選手以来

 

実に48年ぶりの快挙

 

ということです

 

  ◇

 

この事実を記事で見たから

ってわけじゃなく

 

この記事を見る前に

前川右京選手の

きょうのバッティングを見た瞬間

 

「うわ、掛布っぽい」

 

と感じました。

 

腰をくの字にかがめる構え

トップでバットをボールの軌道に入れるレベルスイング

その振り出しの柔らかさ

フォロースルーの大きさ

広角に伸びていく打球

などなど

 

掛布の全盛期を見てきた世代なら

感覚的に

「似てる!」

と思うはずです

 

そう思うから

縦縞のユニフォームが

ますます似合ってるように感じます

 

  ◇

 

入団の経緯は対照的で

 

掛布選手は

千葉県の

名門、習志野高校出身

ではありますが

 

全くの無名で

ほぼテスト生のような扱いで

ドラフト最下位指名

 

そこから1年目にして

出場機会をつかみ取り

 

やがてミスタータイガースと呼ばれる

歴史にその名を残す大打者となりました。

 

一方の前川選手は

高校No.1スラッガー

鳴り物入りのドラフト1位指名

そんな注目度の違いはあれど

 

ミスタータイガースになり得る素質と存在感を

この試合で感じました

 

ちなみに

掛布雅之選手の

1年目の成績は

84試合に出場し

打率、204

ホームラン3本

 

ドラフト下位指名の高卒1年目としては

まずまずの成績です

 

さて

 

前川右京選手

どこまで

ミスタータイガースに迫れるでしょうか?

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした