放送作家の小野高義です
プロ野球は
明日からキャンプ
さあいよいよ
という中で
ノンテンダーとなってから移籍先の決まらなかった秋吉亮投手の
独立リーグ入りが発表されました。
おそらく
キャンプインまでNPBのオファーを待っていたもの
と思われますが
オファーはなかった
ということなのでしょう…
いやしかし
これほどの投手に買い手がつかないとは…
貴重な変速右サイドで
年齢もまだ32
年俸も抑えていいというのであれば
西川遥輝、太田泰示
よりも
使い勝手のある選手
と
思っていたので
プロの世界はなかなかに厳しいものがあるもんだ
と痛感するニュースでした
◇
一方
阪神タイガースでは
矢野監督が
このキャンプの直前に
今季限りで退任することを発表しました
これまで
シーズン途中とか
シーズン制覇して日本シリーズ前
とかに退任発表
っていうのはありましたけど
監督がシーズン前
しかもキャンプの直前に退任を発表する
というのは
なかなかに珍しいケースではないでしょうか
◇
このタイミングでの引退発表
で
思い出されるのが
やはり
新庄剛志監督
ではないでしょうか
新庄選手の現役最後の年となった2006年は
開幕直後の4月18日
東京ドームでのオリックス戦で
1本目の本塁打を
「28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニフォームを脱ぎます打法」
と命名し
現役引退を表明しました。
そして
この引退発表があってから
選手の心に火がつき
ファンも一体となり
日本ハムファイターズが
北海道に移転して初めての日本一を成し遂げる
という
いわゆる
新庄劇場
の一年となったわけです
◇
矢野監督の場合
それよりもさらに前倒しての
キャンプ直前での発表
もしかしたら
新庄劇場
的な効果を狙っているのかどうなのか…
敢えて言うってことはそれなりの意図がある
ってことなので
たぶん
狙ってんじゃないかと思いますが
果たして
その狙い
吉と出るか凶と出るか
確かに阪神にも注目したくなった
というところでは
第一段階成功
といったところでしょうか
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした