放送作家の小野高義です

 

阪神、藤浪の

甲子園1450日ぶり勝利

見事な投球でしたが

 

それ以上に

甲子園の深い深い左中間にぶち込む

131メートル弾には

おったまげましたね。

  ◇

 

最近の甲子園は

打球速度が出てますが

 

藤浪のホームランの打球速度は

161㎞!

ちなみに

 

本塁打の平均的な打球速度は

時速140~150キロ

と言われているので

 

軽く上回ってて…

 

2019年のオールスターゲームのホームラン競争では

打球速度の計測も行われ

最も平均速度が速かったのが

柳田選手の164㎞

ということで

 

日本球界を代表するパワーヒッターと遜色ないレベル

 

ってことになります。

 

さらにちなみにで言うと

その前々日の佐藤のバックスクリーンへのホームランは

打球速度173㎞

これがいかにすごいかもわかりますね

 

 

  ◇

 

藤浪は

高校時代は名門大阪桐蔭高校でお答え下さい

普通に8番を打っていた

二刀流でも何でもない

投手の専門職でした…

大阪桐蔭が断トツ 過去10年高校別「プロ輩出数」ランキング (1/3 ...

…が

 

大阪桐蔭といえば

日本全国から

日本代表クラスが集結する

学校自体が日本代表チーム

みたいな高校

 

なので

 

多少バッティングが良かったとしても

他に

ものすごいバッターはたくさんいるから

 

投手力を買われて入学した藤浪投手は

おそらく

本腰入れてバッティングに取り組んでいなかったのではないかな

と思います。

 

根尾選手とか中田翔選手は

中学時代から

むしろバッティングがすごい

っていう触れ込みだし

中田選手は

故障で投げられなくなったって感じでしたしね。

 

藤浪選手は最初から投手一本

ってタイプで

他の大阪桐蔭の強打者に比べたら

見劣りしてしまったのでしょうが

 

きょうのバッティングを見る限り

打者としての潜在能力は

ものすごいものがあって

 

もし

もうちょっとそこそこの学校で

自分も打たないと勝てないぞ

っていう環境の中で野球をしていたら

 

もしかして

大谷みたいに

エースで4番の二刀流になっていた

 

…かもしれませんよね。

 

って思っちゃうくらい

きょうのバッティングはすごかったです。

 

  ◇

 

そんな大谷選手ですが

今年の打球速度は

 

4月12日のロイヤルズ戦で記録した

119マイル

(192㎞)

この119マイル超えは

 

スタントン

アーロン・ジャッジ

ゲイリー・サンチェス

ネルソン・クルーズ

に続く

5人目の快挙

 

というエグすぎる記録ですが…

 

藤浪だって

ゴリゴリに体を鍛えてバット振りまくれば

そのくらいの打球速度もいけそうな身体能力はある

ような気がします。

 

そう

大谷と藤浪

二人は同級生。

 

今年

いよいよ復活を遂げた藤浪投手から

ますます目が離せませんね。

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした