放送作家の小野高義です

 

きのう

このブログで

選抜の関東、東京枠について

 

その中で

栃木の石橋高校と

神奈川の鎌倉学園が

21世紀枠で有力候補

 

と書かせていただきましたが…

 

きょう

各都道府県から一校ずつの21世紀枠候補が発表され

神奈川県は

鎌倉学園…でなく

白山高校

21世紀枠候補

に推挙されました。

 

ちょっと意外でしたね…

 

っていうか全くのーマーク。

 

でも

どっかで聞いたことあるなあ…

 

と思って調べてみたら

思い出しました。

 

そう

今年から横浜高校の野球部監督になった村田浩明さんが監督となって

急激に強くなった

神奈川の高校野球ファンの間では

知る人ぞ知るちょっとした人気校

です。

 

  ◇

 

この白山高校

 

村田監督が就任する前は

部員をそろえる事すら難しい学校で

 

しかも

ぶっちゃけ

あまりガラの良い学校ではなく

夏の開会式には

アフロヘアや金髪の選手が入場行進をしてたりして

悪目立ちしてた

ような学校だったそうです。

 

それが

村田監督就任以降

その指導力でメキメキと実力をつけ

2018年の北神奈川大会では

ベスト8に進出し

強豪横浜商大付属と大接戦を演じ話題となりました。

 

そして

村田監督が2020年

不祥事続きの横浜高校の再建を託され監督に就任。

 

しかし

村田監督のいないこの秋季大会も

ベスト8に進出。

 

21世紀枠は

公立高校の推挙が優先される傾向にあるので

 

私学の鎌倉学園は

いくら文武両道の進学校

だからといって

21世紀枠候補

というわけにはいかなかったようです。

 

そうは言いながら

東京の21世紀枠は

日大二高…

 

東京は

純粋にベスト8に残ったチームの成績と偏差値

から選んでる

という傾向にあるようです。

 

(ちなみに我が母校も2017年は21世紀枠の推挙されました)

 

なので

各自治体によって

この傾向は異なるようです。

 

  ◇

 

なんにしても

鎌倉学園が21世紀枠に選ばれなかったことで

東海大相模も

確かに県大会での直接対決は制しているものの

 

「選抜」

という招待イベント的な意味合いのある大会の選考基準では

必ずしも絶対有利

というわけでもないわけなので

ますます

関東、東京8枠争いは混沌としてきた形です。

 

  ◇

 

ところで

公立の白山高校

といえば

 

三重県の白山高校も

2018年の甲子園に出場し

大きな話題となりました。

 

なにせ

それまでほぼ一回戦負け。

 

部員も揃わないような

リアルルーキーズみたいな野球部…

 

…あれ?

 

神奈川の白山高校と

よく似てますね。

 

白山という校名って

なんかそういうことになりがちなんでしょうか。

 

まあいいか

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした