放送作家の小野高義です
きょうは母校の秋季大会本戦の2回戦
場所はダイワハウス八王子球場
試合開始朝10時
…だったんですが…
目覚めるとちょっと喉がイガイガしてて
ん?風邪
って怪しい感じ…
で
8時30分ごろ
高速道路の渋滞情報見たら…
八王子インターまで時間以上…
なんちう渋滞っぷり…
球場までたどり着くためにさらに30分…
思えば…
ダイワハウス八王子球場
今年の夏の独自大会は
我が母校が快進撃を果たした球場
でしたが
実は
ぼくが観戦に行くと
結果が芳しくないことが多いのです…
ってことは
ぼくが行かなければ勝つんじゃねえか…
という考えも頭をよぎり
風邪っぽいかんじも寝て直そうではないか
という考えに至り
再び寝ました。
◇
で
よく寝て体調もスッキリして
東京都高野連のページ見たら…
あらびっくり
なんじゃこりゃ(^_^;
この秋季大会
ブロック予選から本戦の1回戦まで
全て
10-0の5回コールドでしたが
この点差はさすがに…。
おそらくぼくらが現役の代まで逆上っても
ここまでの大差の試合はなかった
と思います。
しかも
相手は
ブロック予選を勝ち抜き
で
前の試合はコールドで勝ち上がってきたチーム
です。
ちょっともう
今年の我が母校
すごすぎます…
◇
しかし
スコアを見ると
3回までで15-0
ハッキリ言って
勝負あった
ってとこから
4回の1イニング17点…
これどうなんだろ…
という思いもあります。
◇
Twitterなどで試合経過を見ると
先発が崩れた後
ピッチャーはブルペンで肩を作る間もなく
仕方なくマウンドに上がり
打たれてはまた別のピッチャーが別のポジションからマウンドに…
ということになっていたようです。
◇
ぼくたちが現役の頃の東京大会は
3回15点差でコールド
というルールがありました。
おそらく
公平性とか選手の出場機会のなんちゃら…
みたいなことが理由でこの早いコールドが撤廃された
のかな
と推察しますが…
当の高校生の側からすると
高校生のメンタルで耐えられるのって
15点差くらいじゃないかな
と思います。
◇
実際にやってみるとわかりますが
10点以上点を取られると
「いつまで続くんだこれ…」
という絶望で心が折れます。
15点でもそれなのに
5回まで引っ張ることで
その倍とかそれ以上の時間をグラウンドで過ごさせるのは
高校生には酷ではないか
と思うのです。
◇
秋の本大会では
この点差はさすがにレアケース
ではありますが
夏の大会では
シード権をのがした強豪校が1回戦から登場すると
こういう20点30点のゲームが
必ずどこかで発生します。
子供の頃から当たり前のように生活の中に野球があった昭和のぼくたちの時代と違い
今は
野球とは野球のチームで「習う」もので
いわば
塾に通って身につける特殊な能力
になりつつあります。
なので
高校野球では
ちゃんと塾に通っていた生徒が集まる学校と
そうではない高校の間に
絶望的な差が生まれている
というのが現状です。
このコールドの設定
令和のこの時代
今一度考え直してもいいのかなあ
と思わせる
母校の戦いぶり
でありました。
◇
さて
巨人ですが
菅野が2連敗
そして広島の森下が9勝目…
菅野の沢村賞逃し
戸郷の新人賞逃し…
恐れていたことが現実に…
しかしまだ終わりではない!
鮮烈な1試合の投球で
印象は一気に変わるものです!
次の登板に期待しましょう!
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした