放送作家の小野高義です

 

今日は仕事終わりでトータルワークアウトの日。

開始が夜10時で終わりが夜11時とけっこう夜遅めなので

わりとしんどいですが

トレーナーさんとぼくのスケジュールの合うところが

そういう時間しかないので仕方ありません。

 

そんなスケジュールの時は

トレーニング前にトータルフーズで

デリプレート8種玄米付き


豆乳の鶏団子粕汁スープ


ささっと晩飯代わりに補給して…

というのがルーティーンになってきています。

 

本当は

トレーニング後にリカバリーで食べる方がベターなのですが

トータルフーズは

夜10時閉店なので仕方ありません。

 

  ◇

 

夜10時からのトレーニングは

レッドコードで体幹を鍛えるのが中心になります。

なので

それほど強度は高くなく

多少眠たかったりしても体力的には問題ありません。

 

体の使い方や仕組み

体幹と一言で言うけど具体的にはどういうことなのか

などを

毎回のトレーニングの中で確認したり発見できたりするので

トレーニングと言うよりは

セミナーに通っている感覚に近いかもしれません。

 

で今回は

レッドコードで足を吊り上げながら

腸腰筋で足を動かす感覚を養ったり

吊された足を踏み出しながら股関節を回してみたり

などのメニューをやった後

 

トレーナーさんから

「今回はスラックラインをやってみようと思います」

言われました。

 

  ◇

 

スラックライン。みなさんご存じのコレ。

 

ゴムの綱渡りみたいなやつですね。

 

 

正直トータルワークアウトのトレーニングで出てくるとは思いませんでした。

 

確かに思い返してみれば

レジェンド葛西紀明選手も

スラックラインを練習に取り入れ

チームメンバーの

高梨沙羅選手や小林陵有選手などにも

スラックラインを教えてたりするのを

スポーツニュースで見たことがあります。

 

でも

ぶっちゃけイメージは

ムロツヨシが車のCMでやってる程度の遊びの延長

くらいにしか思ってなくて

 

正直ナメてました。

 

トータルワークアウトにあったのは

長さ4メートル幅8㎝ほど。

高さ10㎝か15㎝ほどの申し訳程度の高さ。

 

トレーナーさんが何回か見本を見せてくれたところで

 

「まずは何も言いませんので渡ってみてください」

 

と言われたので

楽勝だなと思いつつ足を乗せました。

 

ゆるゆるのゴムなイメージがありましたが

実際足を乗せてみると

わりとしっかり固め。

トランポリンと同じくらいの強度だそうです。

 

ならばますます楽勝だな

と思い、一歩目を踏み出したら

あれ?

あっという間に落下。

 

一歩も歩けません!

 

4~5回やってみましたが

変わらず歩けません!

 

たわみも少ないので

地面の戦の上を歩くだけ

と思っていたのに

こんなに難しいとは…

 

  ◇

 

すっかり自信を喪失したところで

 

「じゃあ今度は私が横で手を添えますから、それで歩いてみてください」

 

とトレーナーさんが横についてくれました。

 

でも

しっかり手を握るとか支えるとか

そういう感じではなく

本当に

ただ手を添えるだけでほぼ力を入れてません。

 

なんなら触ってもいないんじゃないか

くらいなレベルです。

 

でも不思議な事に

簡単に渡れちゃうんです!

 

何度往復しても

実に簡単に渡れてしまったのです。

 

  ◇

 

「上体に力が入るとバランスが取れないんですよ」

 

とトレーナーさんは解説してくれました。

 

地面の揺れをそのまま建物が受けてしまうと

どんなに頑丈に作ってあっても

簡単に崩れてしまいます。

耐震構造ではなく免震構造のように

揺れを上体で吸収しながらバランスを保つのが重要だ

ということだそうです。

 

つまり

バランスが崩れそうになっても寄りかかれるという安心感で

上体の力が抜け

揺れの逃げ場を作ることが出来ているので

簡単に渡ることができた

ということなのです。

 

  ◇

 

その後

ロープの上で座ったりなども体験し

ロープの上でただ10秒立つ練習

などもやってみました。

 

介添えなしで歩ききるのはまだ難しく

それでも

4メートルの半分、2メートルくらいまでは歩けるようにはなりました。

 

もう少しでできそうな感覚があったので

最後の方は

「あと一回!あと一回」

と泣きの一回を繰り返し

11時を過ぎてしまいました。

 

トレーナーさんもうしわけありません。

 

で、最後に

「じゃちょっと片足上げてみてください」

地面の上で足を上げてみると

 

あれ?と思うぐらいバランス良く足が上がりました!

 

  ◇

 

自転車をこぐのと一緒ですよ

 

とトレーナーさん。

 

自転車で走るのと同じで

自転車に慣れてくれば

頭で考える前に体が勝手に細かな揺れに対応してバランスを取るから真っ直ぐ走れる

スラックラインも同じ事だ

と。

 

その体が感じるべき感覚が

スラックラインを何度か渡る練習をすることで研ぎ澄まされるので

片足を上げることによるバランスの崩れを

いとも簡単に体が修正することができた

ということらしいです。

 

レッドコードはバランスをとるための筋肉(インナーマッスル)を鍛え

スラックラインは

そのインナーマッスルを効果的に使うやり方を体に覚えさせるメニュー

なんだなあ

と理解しました。

 

スラックライン

ちょっと見直しました。

 

これ

もちろん野球、投球にも必要な筋肉や神経を鍛えられますが

日頃の運動不足とかメタボとか健康のためになんかやらなきゃという人にも

遊び感覚で効果も抜群のエクササイズなんじゃないか

と思いました。

 

amazonnで見たら

意外とそんなに高くないんですね。

   ↓

スラックラインフルセット

 

現状

今のぼくの家では置き場がないのですが…

 

でもまあぼくの場合

トータルワークアウトでちょいちょいやるくらいが

ちょうどいいかなあ

と思います。

 

それではきょうはこのへんで

小野高義でした