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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを計画中

< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
2022.07 建築請負契約
2022.09 着工
2022.11 上棟
本日、2/24が何の日か知ってますか?
正解は・・・
ぼくの妻・みたらしの誕生日です
・・・それでは本題。笑
今回は、ぼくのブログ史上で最も有益なことをご紹介します
記事タイトルにもある通り、最大300〜500万円を受け取ることができる補助金のご紹介です
こどもみらい住宅支援事業の補助金が最大100万円であることを考えると、いかに大きな補助金であるかがわかりますね
では、言いますよ?
今回ぼくが紹介するのは・・・
外構部の木質化対策支援事業
です
外構部の木質化対策支援事業ってナニソレ?
その名の通り、外構工事に対して支払われる補助金です
出所:外構部の木質化支援対策事業【PDF】
原則として
- 木塀
- ウッドデッキ
を外構に配置することで、その面積に応じて補助金が支払われます
なお諸々の条件によって交付される金額は変わるようです。ですが少なくとも数百万円の補助金を受け取ることができます。
この補助金のすごいところ
まず上述した通り補助金額が圧倒的です
これだけの金額を受け取れる可能性のある補助金は、ぼくが知る限り他には東京都の太陽光発電設備(V2H / 蓄電池 / パネル)くらいです。
東京都の太陽光補助金が東京都限定なのに対して、今回紹介している補助金は条件を満たせば全国で利用できます
国の機関である林野庁が噛んでいる補助金ですからね。
さらに!!!
この補助金は、
など、他の補助金と併用可能なんです。
つまり「他の補助金がもらえなくなる」といったデメリット無しに、ほぼ負担なく本物の木材で外構を彩ることができるのです
今年度の募集は終了しています。チャンスは来年。
ただし令和4年度(2022年4月〜翌3月)の予算は既に終了しており、おそらく追加募集もないと思います。
これは完全にカンですけど、おそらく来年度も同じ補助金があると思います。とっても人気な補助金ですし。
なので、気になる方は来年度に期待して、今から情報収集等を始めておくことをオススメしますね
なぜ今の時期まで、紹介しなかったか
ぼくがアメブロを始めたのは2022年の6月。
もちろん、アメブロ開始時点でこの補助金の存在は知っていました
当時はまだこの補助金も募集してすぐでしたし、追加募集もありましたから、何度も紹介の機会がありました。
それでもぼくが今の今まで、この補助金の紹介をしてこなかったかといいますと・・・
ライバルを増やしたくなかったからです
この補助金、めっちゃ狭き門で。
1件あたりの補助金額が多い分、補助金をもらえる人の数はかなり限られてるんですよね
たしかこの補助金が始まってまだ2〜3年だったと思うんですが、初年度の補助金は1週間もかからず定員に達したらしいです。
実際、昨年度も
速攻で定員になる
→ 追加募集が発表
→ 速攻で定員になる
を2回くらい繰り返してました
これだけ人気の補助金ですから、ぼくがこの補助金に申し込める可能性が0.1%でも残っているうちは、他の人に教えたくなかったのです
この補助金をつかうのはかなりハードルが高い
そんな風に思っていた補助金を、わざわざ今になって紹介することになった理由は、ただ1つ。
ぼくがこの補助金を遣う可能性がほぼゼロになったから
です
というのもこの補助金、もらうためにはかなり高い壁があるんですよね
壁① 募集定員が少ない
前述しましたが、この補助金は募集定員が少なく、すぐに定員に達します。
去年は追加募集がありましたが・・・
そこに応募するためには、数ヶ月単位で動向を見守り続ける必要があります
これはかなり大変です
壁② スケジュールがかなりシビア
この補助金を受け取るには、まず外構計画を事務局あてに提出する必要があったはずです。
上述の通り、この補助金は定員が少ないですから、募集開始後に可能な限り早く必要書類を揃えて提出する必要があります
募集が始まってから外構計画を作成&書類を揃えていたら、絶対に間に合いません
さらにこの補助金は、外構の施工完了後に「完了報告」をする必要があるのですが、その提出期間も決まっています。
つまり外構の施工完了にタイムリミットが設定されるんですね
したがってこの補助金を使うためには
- ちょうどよい時期に外構計画を練る
- 募集期間中に速攻で必要書類を揃える
- 定められた期間内に外構工事を完了させ書類提出


壁③ 対象業者が限られている
さらに大きな壁がこれ。
この補助金はあくまで個人ではなく、外構を施工した業者が申請し受け取る補助金です
施工業者自体が、この補助金を受け取るための条件を満たさなければいけません
例えば昨年度の募集予告には、応募資格に下記のような記載があります。
3 応募資格
企画提案型実証事業の応募者は、企画提案型実証事業の対象施設を施工する者(建設業法に基づく土木工事業、建築工事業、大工工事業又は造園工事業に係る許可を有する者)であって、次の要件をすべて満たす者とします。
(1) 企画提案型実証事業の目的を理解し、外構部の木質化を積極的に推進する意思を有する者であること
(2) 公募及び実施要領に定める企画提案型実証事業の内容を理解し、これを行う意思及び具体的計画を
有し、かつ事業を的確に実施できる能力を有する者であること
(3) 当該事業の着手時に、合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(クリーンウッド法)に
基づく登録木材関連事業者であること
(4) 企画提案型実証事業に係る経理及びその他の事務について、適切な管理体制及び処理能力を有する者
であること
(5) 公正取引委員会から、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律に基づく排除措置命令又は
課徴金納付命令を受けた者でないこと
(6) 自ら又は実質的に経営権を有する者が、反社会的勢力ではないこと
引用元:外構部の木質化支援対策事業
※ 太字は著者による
特に(3)が厄介ですね
ぼくは数箇所の外構業者に条件を満たすことができるか確認しましたが、ほとんどの業者で「無理」と言われました
まずは施工業者選びと、スケジュール調整から
おそらくこの補助金は来年度も行われると思います。
上述した通りかなりハードルは高いですが、金額が大きいだけに、可能なら使いたいって人は多いですよね
そんな方のために重要なポイントを3点お伝えすると・・・
ポイント① 施工業者を探す
上述の条件を満たす施工業者を探してください
ちなみに我が家の住宅会社・ツリーハウジング(仮称)は条件を満たしていました
カンですけど、木材にこだわりを持っている系の会社ほど条件を満たしている(満たせる)可能性が高いです。
むぎさんのところとか、いけるんじゃないかな
ポイント② スケジュール調整は綿密に
次に重要となるのが、スケジュール調整です
これも「おそらく」ですが、補助金が来年度もあるとしたら、まず5月中くらいに募集が開始されるはずです
この時期に必要書類が集まるよう、外構計画を進めてください。
もちろん採択されるまで着工してはいけません
その後、補助金がもらえることが決まったら着工し、定められた期間内に引き渡し&完了報告を施工業者に提出してもらいます。
かなりシビアにスケジュールを調整する必要がありますから、しっかりとした打ち合わせが必要と思われます
ポイント③ 施工業者の確実な交渉&マネジメント
ぼくが数社に相談した中で、この補助金の存在を知っている人は1人もいませんでした
おそらく多くの場合は知らないんだと思います。
そのわりに・・・
この補助金は施工業者が申請する必要があるものですから、施工業者側の負担が大きいです
なので施工業者に対応してもらえるよう、しっかり交渉が必要と思います。
この補助金を使えと施主は大きなメリットがありますから、他社に対して強力な差別化ができるはずです。そのへんを押せばいいと思います。
また必要書類も多くスケジュールもシビアですから、ちゃんとマネジメントが必要です。
具体的には、
- 自分自身でも、必要な対応を理解する
- 対応が進んでいるか進捗を確認する
- 担当者のモチベーションを維持する
といった対応が必要だと考えます。
施工業者に任せきりにせず、施主側も努力する必要があると思いますね
ぜひ興味がある方はチャレンジしてみてください
この補助金はあくまで外構に関するものですから、新築とか関係なくもらうことができます。
ですから既に入居していて「外構工事も終わってる!」って場合も、リフォーム的な感じで申請が可能なはずです
むしろスケジュールとか考えると、既築のほうが有利な気もする
ぼくは・・・どうしようかな。
- 【Web内覧会】外構はシンプルです
※ アメンバー限定
外構は以前、上記のアメンバー限定記事で紹介した通りですので、やるとしたら
- ウッドデッキを自然木でつくり変える
- 南側に目隠し用の木柄を追加施工する
って感じですかね。
でも正直、面倒くさいのでたぶん応募しないと思います
応募するとしたらツリーハウジング経由だと思うんですが、これ以上、ツリーハウジングと打ち合わせするのシンドイんで・・・
それでは皆さん、ご興味のある方はチャレンジしてみてください
もしこの記事を読んで、この補助金の存在を知り、受け取れることになった人がいたら・・・
ジュースでもおごってください