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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを計画中
< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
2022.07 建築請負契約
2022.09 着工
こないだテレビで、
😀←コイツを使うのはオジサン
ってのを見て衝撃を受けました。
別によくない
何がオジサンなのかぜんぜんわからない
ちなみにぼくがよく使うのはこの辺。
😇😊😎🤔
😭😁😳😍
🤣😨🤪
Z世代的に?アウトなのはいくつあるんでしょうか。。
ちなみに同じ番組で👍もオジサンだって言ってました。
これはね、ぼくあまり使わないんですよ。👊は使いますけどね。
ただ、アメブロにこの握り拳?の絵文字が無いので・・・
は使っちゃうんだけど。
今まで読んでくれてた方全員にオジサン判定されてたってことですかね
いや、まぁ・・・もう30代子持ちのオジサンですから、いいんですけどね。最近枕が香るようになってきたし。
それでは本題。
本日はぼくが超主観でお届けするオススメ間取り・仕様シリーズですよー
前回はこちらですね。
今回は、廊下について語りたいと思います
最近は建物価格・土地価格の高騰などを理由に、
「限られた面積をいかに効率良く使うか」
が語られがちですよね
そんな中、注目されているのが極力廊下を少なくした間取りです。
「ただの通路に面積を割くのはもったいない!」
という考え方ですね
確かに間違っていないと思いますが、ぼくは適度な廊下は必要と思ってる派です
まぁ、ぶっちゃけ完全に好みの世界です。
「廊下など不要!」という方もいると思います。
一つの意見と思って軽い気持ちで御覧いただけると嬉しいです
サンプル間取りで説明:廊下がある間取り
例えばこちら。
総二階でじゃないですけど、ちょうど延床面積30坪くらいの家の間取り図です。
いつものごとく、適当に作ってるので矛盾点とかは許してください。
よく見たら1階の玄関ポーチと玄関ドアがずれてますね
こちらの間取りの場合、廊下は全部で9.5畳。
坪単価60万円の住宅会社なら、廊下だけで300万円近くかかる計算になるわけで
確かに廊下を削りたくもなるってもんです
では、廊下を削るとどうなるか。
サンプル間取りで説明:廊下が少ない間取り
以下は
- 延床面積
- 家の形状
- おおよその間取り
【廊下少なめ】1&2階にWIC間取り
2階
こうすると廊下は4.4畳まで減ります
半分以下になってますから、かなり減ってますね
廊下が減った分、
- 1・2階両方にWICが追加
- スタディスペースが1階へ
- 子供部屋とその収納が広く
主に収納をたくさん増やしてみました
先ほどは収納を増やすイメージで間取り変更しましたが、今度はリビング階段にしつつなるべくLDKが広くなるようにしました
こちら、なんと廊下は3.6畳
さっきの間取りから更に減らしています。
これにより
- LDKが20畳
- 2階にWIC追加
- ウォークイン型のパントリー追加
って感じに変化していますね
とまぁこんな感じで、廊下を削って他の生活スペースに割り振ることで、様々メリットが得られることがわかります
一方で、もちろん廊下が少ないことによるデメリットもあるので、紹介しますね。
デメリット① 廊下が無いと収納効率が落ちる
まず1つ目のデメリットがこちら。
廊下がない場合、部屋から部屋へ直接移動する必要があります
それは収納についても同じことが言えるので、人が通る場所を確保する分、どうしても収納効率が落ちるんです
例えばこれらのウォークインクローゼット。
歩いて通過できるようにするために、赤い部分にしか収納ができません。広さの割には収納量が少なくなってしまいます
これらの例の場合、廊下+壁付けの収納のセットでも同じ収納量が確保できますから、廊下を削った意味が薄いと言えますね
デメリット② 廊下の代わりの通路が必要
廊下がなくなっても、人が移動するためにはどこかしらに通路が必要です。
例えばこんな感じ。
主に通路として使うところを赤で示しています。
これを見ると分かる通り・・・
当たり前ですが、廊下の代わりに他の場所を通ってるだけなんですよね
上の例でいうと、家に帰ってから洗面台で手を洗ったり、お風呂に入ったりするためには、WICかLDKのどちらかを必ず通る必要があります。
それって本当に便利ですかね
他にも例えば、上記の赤丸で囲んだ部分。
ここ、通路以外の使い道が無くないですか
特にLDKについては、広さに憧れるのも分かるんですけどね。
でも無理に広げた結果、通路としてしか使わない空間ができるくらいなら、素直に廊下にした方が良いじゃないかと思えるのです
デメリット③ プライベバシーが薄まる
廊下が少ないということは部屋同士が隣接しやすくなるということです
【廊下少なめ】1&2階にWIC間取り
の2階、子供部屋の配置
例えばこちらは、子供部屋同士が隣接していますね。
こうなると音の問題が起きやすくなります。
主寝室と隣接してしまった場合は、夫婦生活にも影響があるかもしれませんね
【廊下少なめ】リビング階段間取り
の2階、子供部屋とトイレの配置
こちらは子供部屋とトイレが隣接してしまっています。
排泄音や、水を流す音が気になるんじゃないかと思います
また廊下が少ない間取りは両方とも、トイレが玄関から入ってすぐにあります。
便利っちゃ便利ですが、来客時とか困るかもしれませんよね。出入りが見られると恥ずかしくないですか
とまぁこんな感じで・・・
廊下を減らそうとすると、自然と部屋同士の距離が近づきますから、プライバシーの問題が出やすいのです
廊下の広さは余裕の大きさ
改めて廊下のある間取りを見てみたいと思います。
まず1階。
入口から見てみましょう。
まず廊下があることで、土間収納がウォークスルーできるようになっています
収納力は落ちますが、便利ですよね。
また廊下があることで、LDKを通らずに洗面や浴室に直行できるようになっていますね
玄関からトイレも遠いので、あまり目につかないかと思います
またトイレとLDKが、ドアや壁、廊下で遮られているため、音はほとんど気にならないでしょう
次に、2階。
まずトイレと各居室が完全に離れてます。
夜中にトイレに起きてしまったとしても、気にすること無く水を流せるんじゃないでしょうか
広い廊下にスタディスペースを取るのも、個人的に良いと思います。他にも活用の仕方がありそうです
また主寝室と子供部屋はそれぞれ、間に収納が入るよう配置されています。
音がかなり軽減されるはずですから、気を遣うこともないでしょう
・・・とまぁこんな感じ。
廊下が多めな間取りのほうが、人やモノ、汚れなんかも気にせずに生活できる気がするんですよね
設計によりますが、適度な廊下は必要だと思います
逆に言えば廊下が少ない間取りは家族の存在を感じやすいということです。
それはそれで良いことですよね
完全に好みの問題だと思います。
それに今回はぼくが適当に作った間取りですし、説明しやすいように誇張している部分もあります。
廊下を極端に減らしたとしても、今回紹介したようなデメリットが全く無い間取りをつくれる設計士もいるんじゃないでしょうか。たぶん
ただ、個人的には廊下がある程度あったほうが、好みの間取りはつくりやすいです
廊下が多すぎてもコスト的に問題ありですけどね
要はバランス。
適度に廊下があるのが、個人的にはオススメです