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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを計画中

< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
2022.07 建築請負契約
2022.09 着工
それでは本題。
断熱材ってあるじゃないですか
壁の中に入れたりするアレです
最近は家の性能が注目されていますから、ご存じの方も多いですよね
家を包む断熱材の性能値・厚みが大きければ大きいほど、屋外の熱的な影響を受けづらくなります。
「夏は涼しく、冬は暖かい家」が欲しければ、欠かすことができないのが断熱材です
出所:西日本住宅株式会社
しかし、我が家ではあえて、標準仕様に含まれている断熱材を取っ払った部分があります
それが階間です
我が家の住宅会社・ツリーハウジング(仮称)では、標準で階間に断熱材を施工します
階間に断熱材が入ることにより、1階と2階が温熱的に別空間になります。
したがって、1階・2階それぞれの冷暖房効率が上がりやすくなる、ということですね
部分完結冷暖房の場合ですね
ですが我が家の場合、検討の末この断熱材を取っ払うことにしました
理由は家全体の断熱性能。
我が家はUA値=0.47で、ほぼHEAT20のG2グレードです
このくらいの断熱性能があれば、階間の断熱材は無いほうがいいだろうと思ったんです
どういうことか、冬に1階のみで暖房を行う場合で説明してみます
ちょっと雑なイラストで申し訳ないのですが、、、
まず断熱性能が低い家の場合。
これは階間に断熱材があったほうが良いと思います
1階と2階が熱的に分離されているので、1階が温まりやすくなります。
反対に階間に断熱材がないと、熱が2階を通って外部へとどんどん逃げていきますから、1階は底冷えしやすくなってしまいますね
一方、断熱性能が高い家の場合。
これは個人的な見解ですが、階間の断熱材は無いほうが良いように思います
家の外部に逃げる熱の量が少ないので、暖房をつけっぱなしにしても、それほど光熱費がかかりません
すると1階の暖房機器のみで家全体を温めることができるんですね
この時、階間に断熱材があると逆に邪魔になり、2階を温められないんです
こういった理由から、一定以上の性能を持った家の場合、階間の断熱材は無いほうが都合が良くなるんじゃないかなーと考えました。
間違ってたら指摘してください。今から断熱材追加してもらいます。笑
【興味がある人だけ読めばいい部分】
あと個人的に気になるのが、吹抜けや階段ホール。いくら階間に断熱材を詰めたところで、これらは2階と繋がるわけですから、断熱的にはものすごく気密が低い状態と同じになるんじゃないでしょうか。LDKを囲む内壁全てに断熱施工をするならともかく、吹抜けや階段がある限り、結局は熱が上階へと逃げていくのはある程度避けられないんじゃないかなーとか思ったりします。
と、ここまで「一定以上の性能があれば階間の断熱材はいらないと思う」ということを書いてきました
しかし
実はそんな我が家にも一部、階間に断熱材を仕込んでいるところがあります
それが、書斎兼シアタールームの下。
なぜこの部屋の下だけに断熱材を入れたかというと・・・
目的はもちろん防音です
映画の音が1階に響きづらくなるように、階間にみっちりとロックウールを詰め込みます
ロックウールやグラスウールは(コスパ的に)優秀な防音材
階間に詰め込むだけで、かなり音を軽減してくれます。
例えば・・・
子供部屋やお風呂など、どうしても音が発生してしまう部屋ってあるじゃないですか
間取り的に、こういった部屋の下に寝室などをつくらざるを得ない場合、間に断熱材を入れるとかなりマシになると思います
階間の断熱材については意見が分かれるところかもですが、個人的にはこんな感じで、適材適所で必要な場所だけに入れるのが良いかなーと思っております
皆さんもぜひ、階間の断熱材について検討してみてくださいね