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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを千葉県に計画中

< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
最近は本当に暑いし、湿度も高いしで嫌ですね
テレビでも「梅雨明けました」とか言ってましたが、これ先走ったんじゃないですかね。
あ、そういえば、今日はリビングドアを見るためだけにパナソニックのショールームに行く予定です。なにか面白いことがあったら、記事にしようかなと思います
それでは本題。
本日は(あまり人気がないと思われるw)シアタールームシリーズです!
そして、シアタールームの要と言っても良いであろう・・・
防音仕様
について今日は触れたいと思いますッ
ただ、さすがに防音の何たるかを語れるほどの知識はありませんので
今回はぼくがどう考え、どのような仕様にしようと考えているかをご紹介する感じにでお話します
防音の目標と、お金のお話
以前に下記の記事でご紹介しましたが、ぼくの防音に関する目標はこんな感じ。
- 近隣から苦情が出ない程度の防音
- 家族に多大な迷惑はかけない程度の防音
要は「人に迷惑はかけない」ということを重視し、それを満たせる最低限の性能
を確保できないかと考えています。
「最低限」と言いつつも、普通に2〜3桁万円は見込んでるんですけどね・・・
というのも、防音はお金がかかります
上記の記事でも記載した気がしますが、本格的なシアタールームを専門業者に発注すると、それだけで数百万円のコスト増です。
防音については重さこそ正義。
特に重低音は顕著。これテストに出るので覚えてください。
構造が重ければ重いほど、音漏れは少なくなります。
で、重い建材って高いんですよ・・・。材料費も、施工費も上がりがち。
さらに隙間を埋める必要もあるので、そういう意味でもコストがかかるんですね
ですが、やっぱりほら、うちってお金ないじゃないですか
なので、性能とコストのバランスを見ながら、自分にできることをやろうかなっと思っております
外壁面の防音


言いたいだけw
この部屋、窓が1つも無いんですね
音の大部分は窓などの開口部から漏れます。したがって、音を漏らしたくなければ、窓を開けなければ良いのです。
ただし、窓がないことのデメリットももちろんあります
まずわかりやすいデメリットとしては「暗い」ですよね。笑
また採光量がないので、建築基準法上の「納戸」扱いになります。これは売却時などに不利になる可能性がありますね。
さらに窓がないので、各種機材や家具の搬入が困難になるリスクもあります。
こういったデメリットを踏まえつつ、ぼくは近隣への防音対策を優先し、窓を無くしてしまいました。
次に、壁の構造。こんな感じになる予定です(細かい部分は端折ってます)
- (室外側)
- 外壁材(塗り壁)
- セルロースファイバー 105mm
- 石膏ボード 12.5mm
- 硬質石膏ボード 15mm
- 布クロス
- (室内側)
石膏ボードは2枚貼りにする予定。
1枚目は我が家の住宅会社・ツリーハウジング(仮称)が標準で使用している12.5mm厚の石膏ボード。
2枚目は、同じ吉野石膏さんが提供する硬質石膏ボード「タイガースーパーハード」の15mm厚です。
この構成にしている理由はこんな感じ
- 1枚を標準品にしてコストダウン
- 重量と硬度が高いものを室内側にして防音性能アップ
- 厚みを変えることで共鳴等の音響障害を防止
(素材が違うのでびみょうですけどw)
ちなみにセルロースファイバーの吸音性能にも若干の期待をしています
またコスト的に問題なければ、EPSによる外付加断熱を追加できないかなーと考えています。
実は、他にも吉野石膏さんの「サウンドカット」という防音糊を使おうか検討しました。2枚の石膏ボードの接着に使う感じです。しかし、3万円ほどのコストがかかること、効果がいまいち読めないことを理由に不採用とする予定です。
内壁面の防音

壁の構造としてはこんな感じを考えています
- (外側)
- 漆喰
- 石膏ボード 12.5mm
- セルロースファイバー 105mm
- 石膏ボード 12.5mm
- 硬質石膏ボード 15mm
- 布クロス
- (内側)
外壁面とほぼ一緒です
ここはコストをかけて、セルロースファイバーを内壁にも充填してもらおうと思ってます。
そして内壁で重要になるのが、ドアですね。
外壁面の窓と異なり、ドアがないと部屋の中に入れません。
ドアにはDAIKENの防音ドア スペシャルタイプを採用予定です。ツリーハウジングからの提案品で、ちょっと安く入れられそうなので。
ただこちらのドア、有効の開口幅が66cmくらいしかないんですよね・・・
これだとスクリーンやソファの搬入が困難になるんじゃないかと心配です
開口が大きい商品もあるのですが、20万円くらいのコストアップになるんですよね
これ本当に悩み中。
ちなみにYAMAHAの木製防音ドアを使用できないか考えたんです。これならほぼ同価格&同性能で、有効開口幅が80cmくらいあるので。ですがツリーハウジングが商流が無い&建具の施主支給は不可とのことで、使えないことに
床面の防音
ぼくのシアタールームは2階にありますので、1階に対する防音も必要です
まずは床面についても内壁面と同様、なるべく音が気にならない空間の上にシアタールームを持ってくるよう、間取りを調整しました
あとは構造の部分ですが、こんな感じ
- (1階側)
- クロス
- 天井下地
- グラスウール 50mm
- 床下地
- 無垢フローリング 15mm
- (内側)
1階への音漏れはある程度許容できるかなと思ってたいので、そこまでコストはかけてません
しいて言えば、階間部に防音材としてグラスウールを入れることにしています。コストがそれほど増えないなら、ロックウールにできないかなーと悩んでいる部分です。
天井面の防音
小屋裏空間を介して他の部屋に音が響く可能性もあるかな?と思ったので、天井面についてもちょっとだけ工夫をしています
構造的にはこんな感じ
- (屋根側)
- 屋根材
- ウレタン吹付 160mm
- 小屋裏空間
- セルロースファイバー 100mm
- 天井下地
- 石膏ボード 12.5mm
- 硬質石膏ボード 15mm
- 布クロス
- (内側)
内壁面とほぼ一緒です。
我が家は基本的に屋根断熱なんですが、シアタールームの上部のみ、セルロースファイバーを載せる予定です。
空調の防音?
これはおまけですが
空調するには壁に穴をあける必要がありますが、防音の面ではそれが不利に働きます
そこで、シアタールームは個別のエアコンで空調する必要があります。
また換気も、シアタールームは24時間換気から切り離して、個別に行う必要があります。
機種としては、三菱の防音フードを採用予定です。
はい。
コストをなるべく抑えつつ最低限の防音性能を担保できそうな仕様を、素人ながらにも考えてみました。
興味ねぇよって方が大部分の記事でしたね。笑
興味アリアリだというマイノリティな皆さま
特に知識が豊富な神な皆さま
アドバイスお待ちしております