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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを千葉県に計画中

< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
以前から何度か書いてますが、我が家は夫婦揃ってリモートワーク。
そのためずーっと家にいて、食事も家です。
そんな中、お家関連の打ち合わせとかで外出すると、どうしても外食したくなっちゃいます。週に1回くらいいいかなーって。
といっても、離乳食も完全には終わってないしらたまが一緒なので、ファミレスとかフードコートとかですけどね
おいしいもの食べて、美味しいお酒をしっぽり飲みに行きたい。将来の夢です
それでは本題。
……。
昨日に引き続き、シアタールームについて書いてみたいなと思います。興味のない方、ごめんなさい
今日は、シアタールームの広さと位置と形について。
最初に考えたいのは、
① シアタールームでどうやって映像を観るのか?
ということ。これによって、部屋の大きさが変わってきます。
まず、ぼくの場合はシアタールームを専用室としてつくるつもりです。
したがって、せっかくですからプロジェクターとスクリーンで映画を映し出したいわけですねっ
で、次に考えたいのが
② 画面サイズはどうするのか?
です。
ぼくの場合、せっかくプロジェクターをつかうわけですから、最低でも100インチは欲しい
例えば映像機器大手のシアターハウスさんでは、100インチのスクリーンのサイズが横幅2.3mを超えています。
で、実際にはスクリーンの両脇にこんな感じでスピーカーを設置するわけですので、部屋の内寸が最低でも3m以上は必要です。
また、画面サイズが決まると
- (プロジェクターの場合)投影に必要な距離
- 画面を観るのに適切な視聴距離
ぼくの場合は100インチですので、3mは最低でも欲しいところですね。
このように、画面のサイズが決まると自然とシアタールームに必要な広さがわかります
そこで最後は
③ 必要な間取り上の広さは?
を考えていきます。
ぼくの場合、
- 100インチのスクリーン、両脇にスピーカーを並べられる横幅
- 100インチを投影でき、視聴も可能な縦幅

こういった話をしていった結果、ぼくのシアタールームがどうなったかと言うと・・・
はい、本当に最低限の広さしか確保できませんでした
まぁ我が家、お金ないんで。仕方ないですね
必要な間取り上の広さが確定したら、次は・・・
④ どの場所にシアタールームをつくるか?
を考えていきます。
先ほどの画像と同じですが、ぼくのシアタールームはこの位置。
このように他の部屋と隣接しないように
- クローゼット
- トイレ
- 廊下
これはもう完全に防音のためですね
なるべく他の部屋と直接的に面さないようにすることで、音で迷惑をかける可能性をできるだけ下げています
また間取りは立体で考えることも大切。このシアタールームは1階の間取りで言うとこの位置になります。
浴室や脱衣室なら、多少の音漏れは気にならないと思います。そもそも水が流れてる音や、洗濯機の音が響いている場所でもありますしね
ただし、実はもともと、シアタールームの下にはパントリー&トイレが配置してあったのですが・・・
予算調整のために床を減らした結果、シアタールームの下にキッチンが入り込んでしまいました
これはもう諦めました。お金がないので仕方ない
ここまでで、部屋の広さ&位置が決まりましたので、次は
⑤ 部屋の形をどうするか?
を考えていきます。
これについては「より音質を向上させよう」というマニアックな領域ですので、ちょっと応用編
ですっ
ちなみにぼくは物理系の大学を出ています。
まず、シアタールームやオーディオルームなど、音を楽しむ空間において(防音の次に)考えたいのが共振対策です。
「共振」についての詳しい説明は めんどうくさいので 割愛します
【興味ある人だけ読めばいい部分】
簡単に言うと、複数の音の重なりや、部屋の形状・材質に伴い音の振動が極端に増強・減衰されることによる音質悪化のことです。
音は振動で、複数の音が重なることでお互いに増強・減衰します。また各周波数ごとの波長と建材の固有振動数、部屋の大きさなどが合致することでも大幅な増強・減衰が生じます。
共振対策としては、まず「部屋の寸法をなるべく複雑にすること」が有効です。
そのため部屋の縦・横・高さの比が重要となりまして、
- 4畳半(1:1)
- 6畳(3:4)
- 8畳(1:1)
- 10畳(4:5)
- 12.5畳(1:1)
こういった部屋は部屋の縦と横の比率がきれいな整数比になるので避けたほうが音質的には有利になります。
まぁ・・・我が家は音質的には最悪な、約8畳のほぼ正方形になってしまったんですけどね。笑
これは間取りの関係上、仕方ありませんでした。
どうしても気になるようなら、後で音響建材でも使ってDIYで対策します。
次に考えたいのがフラッターエコー対策です。
「フラッターエコー」についての詳しい説明は めんどうくさいので 割愛します笑
【興味ある人だけ読めばいい部分】
簡単に言うと、音の反射による音質悪化のことです。
音は物体にぶつかると反射します。平行した壁面等で音が反射することで反響音が響き、音質を悪化させます。
また音どうしが反射しながらぶつかることで、特定の周波数の音のみが増強・減衰されることでも、音質悪化の原因になります。
フラッターエコー対策としては「平行面をつくらないこと」が最大の予防策となります。
部屋の中で最大の平行面は床と天井ですので、勾配天井にするのが音質的には最高です。
しかし我が家の場合、勾配天井にするだけで数十万円の追加費用が必要でしたので、泣く泣く諦めました
要は音を減衰させることが大切なので、気になるようならカーペットとか敷いて対策します。
次に考えたいのが壁面同士による平行面。
こちらは、以下の図のように壁を斜めにふかすことで角度をつけて対策をしようかなと思っています。
雑な図ですみません・・・
部屋は多少狭くなりますが、音質的には有利です。
ちなみに壁面同士・天井&床とで、それぞれ合計6度以上、平行からずれると効果が大きいと言われてますので、これから設計する方は参考にしてください。
以上をまとめると、ぼくのシアタールームは以下のような仕様になるかと思います(未確定ですが、たぶんこうなります)。
- 広さ
- 100インチのスクリーンで映画が見れる広さ。
- 最終的に8.5畳くらい。
- 位置
- なるべく家族に音で迷惑をかけない場所。
- 他の部屋に隣接せず、あまり音が気にならない部屋の上に配置。
- 形
- 音質低下をなるべく抑えられる形。
- 勾配天井は諦めた。
- 壁面は斜めにしてフラッターエコー対策。
特に後半はちょっとマニアックでしたね
興味のない方、ごめんなさい
毎日だと飽きられそうなので、他の話題も交えつつ、今後も何回か今日のようなシアタールームの使用に関する記事を投稿したいと思います
楽しみにしてくださっている奇特な方がもしもいましたら、気長にお付き合いください