湘南ビーチFM『Hits Around The Clock』2024/03/17

2024年3月選曲「春はあけぼの ロックンロール」

お聞きくださった皆様、ありがとうございました!

(事前告知出来なくてごめんなさい!)

 

・Rock and Roll / Led Zeppelin 1971 

 まあ入口はここから。聴けば聴くほどにジョン・ボーナムのドラムがスゴイ。ベードラ踏みまくり。ベースと同じだけ踏んでる。以前打ち込みでこのドラムを何となくシミュレーションしたことがあるのですが、本当にこのグルーヴに近いノリが出てビックリ。ベードラの強弱と抜きか加減とか細かく聴いていると頭が破裂しそうになりましたが本当に素晴らしい。ロック界最高峰であることに現在でも揺るぎなし。それにしてもジミー・ペイジのギターと来たら別の意味でビックリ。ある意味奇跡。こんな風には絶対に弾けないと云う唯一無二。ロックンロール。

 

・Rock and Roll (Live) / Heart 1980

 これベスト盤に入っていたライブバージョンで、レコーディングされたのは発売の何年も前だと思いますが、ツェッペリン愛が炸裂していて微笑ましいと云うか開けっぴろげと云うかとにかく楽しい。ドラムの人(時期的にMichael Derosierかな)がもうとにかくボンゾ愛が激しい。喜々として叩いているのが目に見えるようです。ロックンロール。

 

・That's Rock 'n Roll / Eric Carmen 1975

 先日あの世に旅立たれたエリック・カルメン。All By MyselfやNever Gonna Fall in Love Againのような甘めの歌が(実はあまり甘くない)有名ですが、この曲もカッコイイ。来日したんですよね1978年と1979年。観に行けば良かったな。ご冥福をお祈りします。ロックンロール。

 

・Old Time Rock & Roll / Bob Seger and the Silver Bullet Band 1978

 日本ではあまり知られてないけれど、FEN(今のAFN)ではほぼ毎日、一日に何度もかかっていたボブ・シーガー。ザ・アメリカ。アメリカの声。カッコイイんだよなー。

ピアノでロック。ギターもサックスもイイ。フェイドアウトの先もずっとずっと聴いていたい。ロックンロール。

 

・Now I'm Here(誘惑のロックンロール)/ Queen 1974

 歌詞に誘惑もロックンロールもナイのに誘惑のロックンロールだよ。ギターのブライアン・メイがブライアン・メイっぽいことを殆どやっていない曲。ブライアンって実はロックンロールのコピーを沢山やっていた人なんだなと云うことが如実に判る曲。自分が中学生の頃コピーしたけど途中でちんぷんかんぷんで放り出しちゃった曲。でもイントロは結構似た感じで弾けます。今度ちゃんとコピーし直そうかな。歌の1番2番3番の終わりのコード展開が全部違うんだよね。シンプルなようでそうでもない。でもやっぱりクイーンだ。フレディ凄い。ロックンロール。

 

・Long Live Rock 'N' Roll / Rainbow 1978

 何たってロニー・ジェイムス・ディオ。ロニー節全開。濃厚であります。ここまで濃いと天下一品以上のことを考えますがそうするともうスープではなくなりますね。煮こごりとかそっちの世界かも知れません。サイコーでサイキョー。リッチーはまあリッチーなんだけどこの曲ではベースまで弾いているとは知らなんだ。明記されているわけではないのですがどうやらそうらしい。ニャルホロ。ロックンロール。

 

・Rock and Roll, Hoochie Koo / Johnny Winter And 1970

 ああジョニー・ウインターはもうこの頃に完成している。もう凄い凄いとスゴイ連発ですが本当にスゴイ。ギターもスゴイけれど歌がスゴイ。曲を書いたリック・デリンジャーもスゴイ。ANDと云うバンド名もスゴイ。荒ぶる神。ロックの神。シャイコー。ロックンロール。

 

・Rock 'n' Roll Medley (Live) / Uriah Heep 1973

 ロックンロール名曲特集。オリジナル曲は暗鬱で緻密なのにライブだとこのあっけらかんとしたロックンロールもやっちゃう。それが時代だなぁ。70年代前半だなぁ。コーラスは誰なのかとYouTubeで確認したらドラムのリー・カースレイクとキーボードのケン・ヘンズレーでした。特にヒープをヒープたらしている高音のコーラスはケン・ヘンズレーなのね。そうかそうかそうだったのか。ロックンロール。

 

・Rock and Roll All Nite / Kiss 1975

 クレイジーケンバンドの武道館でも演奏(抜粋)したキッスのロックンロール・オールナイト。オールナイトと云えばニッポン。ニッポンと云えばチャチャチャ。チャチャチャと云えばウー。ウーと云えば雪ん子。雪ん子と云えばウー。ウーと云えば体重はゼロ(怪獣図鑑にそう書いてあった)なのに建物は踏み潰す。踏むと云えばベードラ。この曲でもピーター・クリスが一生懸命ベードラを踏んで踏んで踏みまくっております。それこそがロックンロール。何のこっちゃ。

 

・Sphere of Innocence / Allan Holdsworth 1992

 エンディング曲。ロックンロール。そればっかりね。

 

お楽しみ戴けましたでしょうか。

次回は2024年4月、第3週の日曜日、2024年4月21日がワタシの出番です。

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