湘南ビーチFM『Hits Around The Clock』2023/12/17

2023年12月選曲「2023年もお世話になりました

お聞きくださった皆様、ありがとうございました!

 

・Jingle Bells / Don Charles, The Singing Dogs 1955

 毎年お馴染みのワンワンワン・ワンワンワン・ワンワン・ワンワン・ワン!です。やっぱりカワイイですね。サイコーでサイキョーのクリスマスソング(←歌じゃない)です。ワンワンワンワンワン。

 

・Wonderful Christmastime (Edited Version) / Paul McCartney 1979

 古い曲だと勘違いしていたのです。ビートルズ解散直後くらいのトラックかと思っておりましたら何と1979年。Coming Upの頃なんですね。知らなんだ。ワンアイディアフォーオールって感じ。それにしてもポールのギターの音は良く判る。バンドオンザランもワインカラーの少女もすぐ判る。違ったりして。まあその時はその時だ(←何のこっちゃ)。

 

・Black Betty / Ram Jam 1977

 昔のFENで一日に3回くらいかかっていた曲。2回出てくるイントロがテープ切り貼りなのかどうなのか。フルバージョンとシングルバージョンのテープ切り貼りもざっくりしていてなかなかスゴイ。演奏もシンコペ連打のところがちゃんと拍に合っているのかどうなのかも判らん無理矢理感。ツッコミどころは満載であるけれどそれらを全て凌駕する格好良さ。でもPVはいただけない。本当にいただけない。

 

・Good Lovin’ Gone Bad / Bad Company 1975

 もしかしたら世界で一番カッコイイ曲かも知れない。こんなに魂が高揚する曲はそうそうありません。歌い出しからポールロジャースバリバリ全開。すげー。こんなに凄かったっけか。これレコード盤で聴きたい。デジタルで聴いていると何か大事な部分が抜けているような気もします。あと昔のモノラルのAMラジオでも聴きたい。それは波形編集ソフトとか使えば出来るか。やってみよ。

 

・Scream / Blue Öyster Cult 1972

 邦題は放送でも申し上げましたように「悪魔ののぞき眼鏡」。この場合ののぞき眼鏡は万華鏡のことを指すかと思います。いきなりヴォーカルにフランジングかかっていてシュワーッとなっていてこれが中学生のワタシの心を掴んだのです。クイーンのキラークイーンもミッシェルポルナレフのシェリーに口づけもこのシュワーッってヤツ。いつか自分の作品にもシュワーッってヤツを入れたいと思いつつ61歳になりました。いつかやってやる。それにしてもギターがメチャカッコイイ。本気でスゴイ。

 

・Fairies Wear Boots / Black Sabbath 1970

 イントロのギターに意図的なのか結果的にそうなったのか判りませんが付点8分音符のディレイ(エコー)がかかっていて、もしかしたらこれが例のギターディレイエフェクト手法(←判らんですねすみません)のパイオニアなのか。これがなかったらヴァンヘイレンもアンディーサマーズもU2のエッジも永ちゃんの止まらないHa〜Haのライブバージョンのイントロもなかったのかも知れませんと大風呂敷を広げてみました。ギターでないとビーターガブリエルがヴォーカルに付点8分かけてましたね。他にもいっぱいあるのだろうなー。パイオニア、もしかしたら寺内タケシ先生かも知れない。あり得る話で御座います。

 

・Easy Money / Foghat 1978

 絶対にアメリカ南部のバンドだと思っていたらイギリスはロンドンのバンドだったと云うよくあるようなそうでもないような話。ギタリストのロッドプライス(ロンドン出身)はスライドギターの名手として知られていますが、この曲のようにノースライドのギターソロもヒジョーに味わい深い。フールフォーザシティーもノースライド。若い頃はギターコピーしたなぁ。スライドもまたコピーしよっと。

 

・Heard It On The X / ZZ Top 1975

 この曲が入っているアルバム「ファンダンゴ」はA面ライブB面スタジオの変則盤。フランクマリノ&マホガニーラッシュの「Tales of Unexpected」はA面スタジオでB面ライブ。自分がパッと思い出せるのはその2枚だけ。他にあったかな。A面とB面で違うアーティストってのはあったな。昔はその辺かなり雑よね。

 

・The French Inhaler / Warren Zevon 1976

 1988年7月19日五反田簡易保険ホールにて来日公演を観ました。ドラムはIan Walleseでキングクリムゾンにも在籍したことがあります。ベースはJennifer Condosと云う女性で、片足で立って弾く姿が印象的。彼女はツインズと云う映画でジェフベックが演奏するシーンでベーシストとして映っていました。やっぱり片足立ちしていたので覚えていたわけです。ギター誰だっけ、Waddy Wachtelが来たんだっけか。ぎゃー覚えてない。

 

・The Same Old Tears On s New Background / Art Garfunkel 1975

 毎度お馴染み「ある愛の終わりに」。クリックも何もないのにピアノをオーバーダビングしてダブルにしてるでしょ(全部ではない)何てことをするんだろうもう超能力でもないと絶対無理でしょと必死で訴えていても誰も応えてくれません。良い曲にそんな情報は必要ないと思いますがまあワタシはそう云うところに見事に引っ掛かる人間です。これからも引っ掛かり続けたいと思います。

 

・Sphere of Innocence / Allan Holdsworth 1992

 エンディング曲。今年もお世話になりました。

 

お楽しみ戴けましたでしょうか。

次回は2024年1月3週目の日曜日、2024年1月21日がワタシの出番です。

来年もよろしくどうぞ!