8月初旬に参りました神戸。
最後の最後に長年の夢を叶えました。
ちょっとコーヒーでも飲もうかと云うことになり。
ああそれならば行ってみたいお店があるんです。
交差点からすぐの所にある喫茶店『フリージア』。
ずっと入ってみたかった喫茶店なんです。
いつもこの交差点の辺りでタクシーに乗るんです(ギターとかトランクとか荷物が多いことがあるので)。
で、タクシーに乗ってすぐこちらの看板を見ては「ああまた今回もフリージアに入れなかった」と後悔するのです。
その後悔ももう10年以上分が貯まりました。
そして遂に入店。
そして折角入ったのだからコーヒーだけでなく何か戴こうとなり。
メニューに燦然と輝くローヤルの文字。
ロイヤルでなくローヤル。
ローヤルとはなんぞや。
何種類かあるローヤルの中でこれをセレクト。
凄いカモンレッツゴーなんですよこれが。
プリンローヤル!
うおー。
すげー。
ローヤルー。
プリンが見えないくらいにローヤルです。
オーダーからかなり時間がかかってどうしたのかと思いきや。
これだったのです。
オーイェー。
プリンローヤル!
写真をいっぱい撮りました。
どのアングルから見ても凄いとは思いますが。
実物を、立体を、その偉容を現実に見たワタシの驚き。
わかってくれるかい。
ちゃーんちゃら、ちゃっちゃっちゃ(←You Know What I Meanのイントロのギター)。
センターにプリンがある気配が致します。
プリン埋もれてます。
さすがはローヤルだ。
感動が止みません。
真上からのプリンローヤル!
7月末に行った長崎の軍艦島のことを思い出しました。
どちらからも強く昭和を感じます。
ショワショワ昭和。
イタダキマス。
ウマウマウー!
まずは果物をある程度食べないとプリンに行き着きません。
リンゴとキウイとバナナは生。
パイナップルとミカンと黄桃とサクランボは缶詰のフルーツです。
ワタシはこれらの缶詰のフルーツが大好きスキスキスーでして。
子供の頃はシロップまで全部飲むくらいに夢中でした。
缶詰を食べたいから缶詰を開けるスキルをいち早く身につけました。
必要は発明の母ではありませんが理に叶っておりますね。
その頃のことをどひゃーっと思い出しました。
缶詰のフルーツブラボー。
ウマウマウー!
プリンに到達しました。
生クリーム(甘いヤツ)の量も半端ナイのでこうしてクリームまみれになってしまいましたがプリンです。
このプリンがまた昭和の味がする。
最近のプリンではないです。
でもこちらのはカタイプリンではなくヤワラカイヤツ。
デパートのお好み食堂とかにあったのはこのヤワラカイのね。
ちなみにワタシは子供の頃に玉子が大の苦手だったのにプリンは大好きで。
「プリンって玉子を使ってるんだよ」
「知らない」
「玉子の味するよ」
「しない」
「じゃあ何の味がするの」
「プリンの味」
「プリンって玉子たっぷりなんだよ」
「・・・・・」
こう云う人、いますよね。
自説を曲げないと云うか、人の意見に左右されないと云うか。
頑なだったなぁ。
どうでもいいかそんなこと。
プリンブラボー。
ウマウマウー!
プリンのカラメルソースのちょっと苦くてちょっとお酒の香りがするのがこれまた好きで。
家でもプリン作ってもらっては片っ端から貪るようにプリンかっ食らって。
プリンの対抗馬が寒天で。
缶ミカンをシロップごと使った寒天作ってもらってそれも貪り食って。
セリーとかも無闇に食べて。
ババロアなんてもう天国の食べ物のようでありましたああ今でも好きですババロアババロアババロアもう何だかおかしくなって来ましたねちょっと落ち着きますはぁはぁ。
ウマウマウー!
このアイスがまた昭和の味がしたんだわ。
ここ数年で一番の昭和にワープだ案件。
ここまでの昭和が残っていたとは。
感動大巨編。
出会えたことに心からの感謝を致します。
ローヤル。
ローヤル。
プリンローヤルブラボー。
この看板ですワタシをいつも悔しい気持ちにさせていたのは。
でも遂にやったぜ。
ちなみにフリージアの花も好きです。
フリージアの花言葉は「親愛の情」「友情」「感謝」。
今の日本に、そして世界に必要なものばかりです。
フリージアブラボー。
ちなみにショーケースの中の食品サンプルはかなりの経年変化をしております。
そこもまた心に響くポイントであります。
ちなみにプリンローヤル900円。
大変にリーズナブルです。
また必ず伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!
フリージア
兵庫県神戸市兵庫区新開地2-1-4
9:00〜17:00
定休日不明