湘南ビーチFM『Hits Around The Clock』2023/07/16
2023年7月選曲「世界の世界」
お聞きくださった皆様、ありがとうございました!
・That’s The Way Of The World / Earth, Wind & Fire 1975
この曲がギターカッティング中心で出来ているのを中学3年生くらいで突然理解して、ハードロックと平行してコードカッティングの練習も始めたワタシは変わり者でしたでしょうか。それはともかくアルバムでは冒頭のシャイニングスターからメドレーのように怒濤のEWFワールドに今でも圧倒され続けております。スゴイパワー。ワタシもまだまだパワフルでありたいと思います何のこっちゃ。
・The World Anthem / Frank Marino & Mahogany Rush 1977
オンエアでも申し上げましたがスタジオレコーディング盤です。ここからこの曲はライブで育って例のライブバージョンになったと思われます。ワタシ達の曲もレコーディングしてからライブで育って参ります。至れり尽くせりのライブ完成バージョンもスバラシイのですが、たまにオリジナルレコーディングバージョンを聴いて初心に返ると云うのも大事なことで御座いますこれまた何のこっちゃ。
・New World Man / Rush 1982
この曲もライブバージョンがとてもステキなんですがYouTubeを下の方に貼っておきますね。ワタシが20歳の時にリリースされた曲。深く深く影響を受けています。
・The Worst Band In The World / 10cc 1974
世界で最もダメなバンド。あまりにもダメ過ぎるとかえって愛が生まれてしまいます。愛すべきYouTubeをこれまた下に貼っておきますので皆さん愛してください。それはともかくこの曲ですがこのスカスカの薄々のサウンドの中にビートルズの影響が特濃で仕込まれていることに改めてビックリします。最後にセミーセミーと聞こえるのは、Save me でなく Fade me でしたすみません。
・When the World Is Running Down, You Make the Best of What's Still Around / The Polece 1980
タイトルが長い。でも世の中の曲タイトルで長いのはこんなもんではないのです。検索すると色々出てくるので興味のある方はどうぞ。タイトルなんだから短くてイイと思うんだけどなー。それはともかく(今回これが多い)ギターが何本かレイヤー的に重なっていて一本だけだとこの変な広がりは出せないのだけどライブでやってるのかな。やっている。そうかこの曲はライブだとStingがフィジカルに突破する曲なのか。そうだったのか(←わけわからんね)。
・Top Of The World / Carpenters 1972
これは改めて聴くと何だかもう奇跡以外の何物でもないレコーディングなのだと思い知ります。恐ろしいクリアさとサウンドのエッジ。くっきりと滲んでいる。なんだこりゃ。ビックリするわー。音程は低いのに真ん中で通ってくる声とか本当にビックリ。還暦を過ぎても音楽の世界はビックリすることばかりです。
・Joy To The World / Three Dog Night 1971
カーペンターズに比べるとレコーディングがラフだなーでもラフだからこそ出来てしまった世界観があってウーリッツァーとか歪んじゃってるしチューニングもみんな微妙に合ってないんだけどそれでいいんだなーもっとギターがバリバリに歪んでいたらユーライアヒープみたいだなとも思うそれは時代性なのかどうなんだ1971年帰ってきたウルトラマン仮面ライダー天才バカボンルパン三世のあの年だ。
・The World Became The World / Premiata Forneria Marconi 1974
ああメロトロンが欲しい。でもワタシがメロトロンなんて持っていたらメロトロンだけがごうごうと鳴っている曲ばかりつくってギターを弾かなくなる可能性もある。これだけ欲しい欲しいと云っているのに入手していないのは云うほど欲しいと思っていないのであろうと思われる向きも御座いましょうがそこは自己防衛本能であろうかとも思います今回はもう意味不明の文章ばかりで本当に申し訳ない。
・Listen To What The Man Said / Wings 1975
歌詞にTragic Worldが出てきます。悲惨な世界。ワタシが中学生の頃、このTragic Worldと云うワードに引っかかってしまって、自分のいる安穏とした世界の壁が少し崩れてその向こうの悲惨な世界を垣間見てしまったような気がしました。ちょっと背伸びして色々な難しい本を読んで自分の知らない世界をあちこち飛び回っていた頃。それはともかくギターシタール入ってるねこれデイブ・メイスンが弾いてるのかな。クラビの向こうにギターシタールかーまだまだ発見があるなー。
・Wonderful World / Bryan Ferry 1974
スティール・パンまで鳴るワンダフルワールド。お気楽なようでいて英国の薄暮みたいな響きもある。秀逸なカヴァー。スキスキスー。
・Sphere of Innocence / Allan Holdsworth 1992
エンディング曲。ワタシの好きな世界。
お楽しみ戴けましたでしょうか。
次回は8月3週目の日曜日、2023年8月20日がワタシの出番です。
また新たな世界を取り揃えてお届けしますのでよろしくどうぞ!