久しぶりのものは世の中にいっぱいあります。
その最たるモノを戴いて参りました。
先日のお昼は赤坂でと云うことになり。
本当に久しぶりに『天茂』に伺いました。
前回訪問は2017年の12月。
と云うことは5年半ぶりであります。
その前回訪問も4年半ぶりなんて云っておりました(夜には伺っていました)のでこの10年で3度の訪問(←で勘定合いますよね)。
1年が経つのは早いとわかるけれど、10年も早いのだと思い知りました。
時の流れも一緒にイタダキマス。
カモンレッツゴーだす。
かき揚げ丼!
これです。
これなんです。
ワタシのかき揚げ丼最上位。
なのに何年ぶりとかそう云うことになっちゃうのはお昼に赤坂にいないからです。
お昼に赤坂に行く頻度を増やさねばならんとワタシは思ったのでした。
それはともかく、この逸品が1500円(税込)で赤だし付きの驚きの価格。
以前は1300円で赤だし100円でしたから実質100円しか値上げしていない。
がんばっておられる。
そこにもグッときました。
かき揚げ丼!
丼飯の上にかき揚げがどーんと載って。
その上に柚子の皮の一片。
変わらぬ佇まい。
最初にこれを戴いてから何十年か経ちました。
ずっと変わらずにいてくれることへの敬服。
一緒に噛み締めたいと思います。
さあさあ。
お待ちかね。
イタダキマス。
ウマウマ妃!
揚げ手の高畠さんは女性。
今男女だのジェンダーだのかまびすしい世の中ですが。
そっちの話をしちゃうと夜が明けそうですが。
この味を先代から受け継いで、ずっと慈しみ育ててくれて。
今それをワタシがこうして戴くことの奇跡的な瞬間。
ワタシが好きな食べ物にはそれを作っている人の顔がちゃんとあることが多く。
それが男性であれ女性であれ、その人への感謝あるのみ。
そんな思いを噛み締めようと思ったら、こちらのかき揚げは大変にソフト。
揚げ立てなのにバリバリとした角は一切なくてふんわりやわらかい。
小エビと小柱のみのかき揚げをご飯と一緒に戴くことのシアワセ。
丼汁も覚えていた通りのスッキリとした優しい味わい。
噛み締めずとも大丈夫。
かき揚げ丼ブラボー。
ウマウマ妃!
これをこうしてまた戴けたことに感謝。
食べていると身体の奥底からありがとうがどんどん湧き出るのは何故だろう。
この味がワタシに及ぼす影響の大きさ。
そしてまだまだがんばるぞと勇気も湧く。
医食同源か。
ニャルホロ。
そして柚子の皮の一片の何と天才的であることよ。
堪能しました。
天茂のかき揚げ丼ブラボー。
こちらのお母様にもご挨拶叶いました。
お元気そうでなにより。
また昼も、そして夜も伺いたいと思います。
美味しかったです! 御馳走様でした!
天茂
東京都港区赤坂3-6-10 第3セイコービル2F
11:30~14:00(ランチはかきあげ丼と天丼のみ)
18:30~21:00(夜はコースのみ)
土日祝日休