先日、行きたかったお店に訪問ようやく叶いました。

恵比寿のビストロ『アベス Abesses』。

初めての訪問でちょっとドキドキ。

このところあまり体験していなかったドキドキです。

事前に食べたいものはほぼ決まっていたのでメニュー決定はスムース。

あとは戴くばかりなり。

カモンレッツゴー。

 

 

真サバのマリネ Maquereau Marine!

このお店の2大スペシャリテのうちのひとつ。

何と美しい。

写真いっぱい撮りましたがこれがベストかな。

キレイ。

 

 

サバが宝石のようでありますわよ。

サバの上には大葉、下には大根。

オール和風ラインナップですが。

食べてみると予想が思いもよらない方向にひっくり返ります。

イタダキマス。

 

 

ウマウマウー!

全てが口内で一瞬にして溶けますの。

夢を見ているような。

夢の中で食べているような。

真サバも大葉も大根も、そして味付けも温度もタイミングも、ピッタリとハモっている。

余計な味はしないけれど余裕はたっぷりある。

その途中で一瞬しっかりとした真サバの真サバたる香りが鼻腔を抜けて行く。

何も隠してはいないけれど秘密は大いにある。

秘密の扉を開いてしまった瞬間。

何てことだ。

秘密の奥にはまだまだ秘密がある。

探るしかない。

真サバのマリネブラボー。

 

 

田舎風お肉のパテ Pate de Campagne!

パテが好きでしてね。

これだけで延々だらだらと飲んでいられるのですが。

まあそれはそれとして。

これまたキレイな色艶をしておられる。

うっとりしちゃう。

うっとり。

 

 

うっとりしている場合じゃない。

お皿に描かれた皆さんもそう仰っています。

イタダキマス。

 

 

ウマウマウー!

凝縮とか。

密着とか。

質実剛健とか。

色々な言葉が脳裏を過ぎります。

肉感とか肉欲とか言葉の使い方は違いますがでもそれも過ぎる。

正にグラマラス。

しっかりと噛み締めて味わうパテ。

噛んで解けた中に濃密な歓びがある。

シンプルな肉の旨味。

黒胡椒の一片が派手に弾けるように思える程のシンプルさ。

シンプルであるが故にとても複雑。

スキ?

スキデス。

田舎風お肉のパテブラボー。

 

 

ウマウマウー!

この愛の塊のようなパテをずっとずっと食べていたいと思う。

滋味たっぷり。

これも凄くイイ匂いがするの。

パテブラボー。

さて。

この後に。

ワタシが何故このお店に来たかったかの理由。

ドーンと来ます。

それは別記事にてご紹介します。

美味しかったです! 御馳走様でした!

 

アベス Abbesses

東京都渋谷区恵比寿1-26-17 阿部ビル2F

18:00〜22:30

要予約

日曜休(月一回不定休あり)