湘南ビーチFM『Hits Around The Clock』2022/05/15

2022年5月選曲「アルバムのA面2曲目、何だっけ3」

お聞きくださった皆様、ありがとうございました!

 

・My Sweet Lord / George Harrison 1970

 アルバム『All Things Must Pass』収録。中学生の頃の僕はこの曲の歌詞の内容が良く判らずとも敬虔な気持ちになったものであります。あの頃のワタシが今こうしてミュージシャンになれたと云うのも御縁とお導きがあったからだと思います。神様ありがとう。

 

・How Deep Is Your Love / The Bee Gees 1977 

 『Saturday Night Fever (Original Sound Track)』収録。ヘッドホンで聞いていると音像の左側にアコースティックギターがいて、フレットノイズとか結構キュッキュと聞こえて来てどうしても気になる時が御座いまして、まあこれも職業病と申せましょうか。音楽は聞く度に発見があるもので御座います。

 

・Honesty / Billy Joel 1978

 アルバム『52nd Street』収録。このアルバムすんげー良い曲揃いなんですよね。久しぶりに聴きましたらニューヨークそのものでした。ああニューヨークに帰りたい。ニューヨーク。ニューヨーク。そのうち絶対に行こうニューヨーク。

 

・The Witch / Goblin 1977

 『Suspira (Original Soundtrack)』収録。怖い映画の怖い音楽。それにしてもここまで怖く仕上げたと云うのは希有なことで、映画を凌駕する時間と空間の恐怖。当時どんな思いでこの曲を演奏し仕上げたかに思いを馳せたり致します。ああまた観てみようサスペリア。

 

・Just Look Away / Premiata Forneria Marconi 1974 

 『The World Became The World』収録。世界にはこんな良い音楽がいっぱいあって、ワタシを様々な世界に案内してくれる。音楽こそが人類の最大の発明ではないかとかまた色々と余計なことを考えてしまうので程々にしておきます。それにしても最後の4小節の美しいメロディーだけ延々と2時間くらい演奏したいなぁ。飽きるか。

 

・The Logical Song / Supertramp 1979

 『Breakfast in America』に収録。スキスキスー。我が人生のベスト5には至らずともベスト20(何とも半端な数)には必ず入るロジカル・ソング。歌詞に「〜able」が幾つも続く中に「vegitable」が出て来て、これが野菜でなくつまらない人間の意でありまして、野菜だとつまらないのかと野菜擁護の気運が高まったのは大学生の頃のワタシでありましたか。

 

・I Can See It In Your Eyes / Men At Work 1981

 メン・アット・ワークのファーストアルバム『Business As Usual』に収録。時代の音が致します。これを浜辺でラジカセとかで聞いていて、何だかオシャレだねなんて思っていた大多数の人間を忌み嫌い、ブラック・サバスとかアラン・ホールズワーストかラジカセでかけてどうだこれもオシャレだろうと悦に入っていたワタシを友人たちがお願いだからそんな曲かけるのやめてくれと泣きながら懇願したのを思い出します昔の記憶ですから捏造されていますが大筋ではそんなところです。

 

・Long Train Runnin’ / The Doobie Brothers 1973

 『Captain and Me』収録。放送でも申し上げましたが、この曲のイントロを弾くことに絶大な自信を持っているワタシで御座います。以前福島県相馬市に参りました時にオールドの素晴らしいレスポールを弾かせてもらったことがありまして、それでこの曲のイントロを弾きましたところ、寸分違わず同じ音が致しました。ああそうかレスポールだったのかPUセレクトはセンターでギターのボリュームは5くらいに絞っておくのがポイントです。

 

・What A Fool Believes / The Doobie Brothers 1978 

 『Minute By Minute』に収録。この曲の「Fool」が誰でどんな人なのか考えたことがあって、自分もその「Fool」だったことがあるなぁなんて思いますが、当時としては「Fool」は物凄く真剣で一途で世間知らずだったのです。世界は全て自分の支配下にあって信じていれば絶対にうまく行くと。そんな何の根拠もないのに。昔のことを思うと時折胸が潰れそうになります。潰れないけどね。今が一番。

 

・Sphere of Innocence / Allan Holdsworth 1992

 エンディング曲。アルバム『Wardencryffe Tower』の2曲目です。

 

お楽しみ戴けましたでしょうか。

次回は6月19日日曜日がワタシの出番です。

よろしくお願いします!