湘南ビーチFM『Hits Around The Clock』2022/03/20

2022年3月選曲「アルバムのA面2曲目、何だっけ」

お聞きくださった皆様、ありがとうございました!

 

・With a Little Help From My Friends / The Beatles 1967

 アルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』収録。世界で最も有名なA面2曲目ではなかろうか。番組内でも話しましたが、1990年代に横浜アリーナで観たリンゴスターオールスターズライブで生でリンゴが歌うのを聴きました。イントロは多分ジョー・ウォルシュが弾いたかと思います。完コピでした。

 

・Something / The Beatles 1969

 アルバム『Abbey Road』収録。云わずと知れたジョージ・ハリスンの名曲。ふとサージャントペパーズからアビーロードまで2年しか経っていないのかと思ったら何か気が遠くなるような感じがしました。何と濃密な日々であったことよ。その濃密さはもう取り戻せない、時代と共に去ったのだと実感しました。何を今更ですが。

 

・Rock and Roll / Led Zeppelin 1971

 アルバム『Led Zeppelin Ⅳ』収録。ビートが途切れ途切れで構成も複雑な「Black Dog」に続いての直球勝負、明快さこの上ナシ。ただイントロのドラムは数え方の元ネタが判らないと意外に悩む。何十年も悩んだけど、元ネタが判ればこれもまた明快。なぁんだそうなのか。

 

・Paranoid / Black Sabbath 1970

 アルバム『Paranoid』収録。コンパクトながらヘビーメタルの始祖として、そしてただ単純に楽曲としても完全無欠、唯一無二。こんなにウマイモンどこ行ったかて食べられへんぜと夫婦善哉の柳吉の台詞が口をついて出るのは小樽『龍鳳』のブラックサバス焼きそば。

 

・King of The Night Time World / Kiss 1976

 アルバム『Destroyer(地獄の軍団)』収録。「デトロイト・ロック・シティ」からカークラッシュ音を挟んでの怒濤の2曲目。ワタシにとっては組曲扱い。この曲を思い出したのでA面2曲目特集を思い付いた次第。ちなみにこの曲の邦題は「暗黒の帝王」。云い得て妙なような、なんのこっちゃのような、不思議な印象です。

 

・Peace of Mind / Boston 1976

 アルバム『Boston(幻想飛行)』収録。チョー有名な「宇宙の彼方へ」に続いて疾走感溢れるこの曲も大好き。FENでも結構な頻度でオンエアされておりました。ちなみに「宇宙の彼方へ」と云っても宇宙の歌ではありませんでどうもジャケットのイメージから勝手に付けた邦題かと思われます。好きですけどね。

 

・Rock With You / Michael Jackson 1979

 アルバム『Off The Wall』収録。マイケルのアルバムではこれが一番スキ。クインシー・ジョーンズ炸裂。シンセの使い方とか本当にスキ。こちらの方が宇宙の彼方への感じがする。ポール・マッカートニーが書いた「Girlfriend」もイイし、殆どルイス・ジョンソンの独壇場の「Get On The Floor」もイイ。でもやはり黄金の1〜2曲目でしょう。

 

・That’s The Way of The World / Earth, Wind and Fire 1975

 アルバム『That’s The Way of The World(暗黒への挑戦)』収録。どこが暗黒でどこに挑戦するのか判らないけれど、この歌は静かに燃える炎のように愛を高らかに歌い上げる偉大なる賛歌。番組内でも話しましたが歌詞にHeart of GoldもPeace of Mindも出て参ります。偶然のこととは云え、世界に何かが繋がったような気持ちになりました。

 

・Only Time Will Tell / Asia 1982

 アルバム『Asia(詠時感〜時へのロマン)』収録。プログレ界の大御所が集結したスーパーバンド。当時ですら時代遅れだ何だかんだ云われても結果全米ビルボード・チャートで第1位を9週間獲得、年間アルバム・チャートもナンバーワンですのよ。捨て曲なしのパーフェクトアルバム。珠玉のA面2曲目。リズムが縒れていようが何だろうが問答無用。優勝。

 

・Sphere of Innocence / Allan Holdsworth 1992

 実はこの曲もアルバム『Wardencryffe Tower』の2曲目です。

 

お楽しみ戴けましたでしょうか。

次回は4月17日日曜日がワタシの出番です。

よろしくお願いします!