横浜DeNAベイスターズvs読売ジャイアンツ 第25回戦 横浜スタジアム 2021/10/20
横浜DeNAベイスターズ 2 - 3 読売ジャイアンツ
サンレンパイ・・・
対読売ジャイアンツ最終戦。
結果から申せば今季6勝12敗7分と大きく負け越し。
開幕から11試合で8敗3分。
もうこのままジャイアンツには今季勝てないんじゃないかとまで思いました。
そこからの8試合は逆に6勝2分。
もうこのままジャイアンツには今季負けないんじゃないかとまで思いました。
その後の6試合は4敗2分。
何だか極端に勝敗の偏るカードでありました。
今季ラストの第25回戦。
1回裏ツーアウトから佐野恵太選手ツーベース出塁、牧秀悟選手タイムリーで先制。
続いて宮崎敏郎選手タイムリーツーベースでもう1得点の幸先良いスタート。
3回表に先発上茶谷大河投手がウィーラー選手にツーラン被弾で同点。
上茶谷投手、5回105球3被安打6与四死球4奪三振2失点。
四死球多し。
これだけ四死球を撒いてピンチが育っても巨人さんが収穫しなかったのでホームランの失点だけでしたが、これは余所のチーム相手だったらドカンと大量失点だったかと考えます。
自分の武器となるボールをしっかりと磨くべし。
6回からは大貫晋一投手がリリーフ登板。
6回表はヒットと2四球でワンナウト満塁のピンチを併殺で凌ぎましたが、7回表に丸選手にソロ被弾。
慣れないリリーフ、さらに2イニング目で調子出なかったかも知れません。
今後の糧に。
そして山﨑康晃投手と伊勢大夢投手が1イニングずつ抑えてグッジョブ。
9回裏も得点出来ずゲームセット。
今シーズンで引退する中井大介選手が7回裏先頭バッターとして代打出場。
ライト前にヒット、お見事でした。
横浜のために全力プレイしてくれて本当にありがとうございました。
そう云うメモリアルな試合でもあったのですが。
それはそれで。
この今季を象徴するような試合、横浜も巨人さんもまあ見事にダメだったですね。
巨人さんの攻めあぐねようはなかなか果てしなく凄まじいものがありました。
得点はホームランのみと云うどこぞのチームと同じような穴にすっぽり。
みんなスゴイ選手なのにチームとしては今は全然スゴくない。
横浜もかなり似ているの。
この試合3回5回7回8回と4度先頭バッターがヒット出塁しておりますの。
何とかして出たランナー進塁させて1点をもぎ取りに行くと云う姿勢が見られませんの。
ノーヒットでも繋いだのは楠本泰史選手だけ。
そして決定的なところで決定打が決定的に出ない出ない出ない。
そうした場面への準備が全く出来ていない感アリ。
選手の意識がそこにないと云うよりちゃんと指示が出ていない感アリ。
4回裏のワンナウト3塁で三振ゲッツーも指示が徹底していなかった感アリ。
何やってんだどいつもこいつも。
昨日選手個々のレベルは高いし、成長もしていますと書きましたが。
個々のレベルが高くても、ずっとずっと弱かったチームを見てきましたの。
チームとは何ぞやと云うことになるのですが。
僭越ながらシロウトのワタシが申し上げますが、選手個々の個性や技術や実績なんかも全部キレイに忘れて、その時その時の個々の役割を最大限に全う出来るようなチームこそが強いと思うのです。
今年の東京ヤクルトスワローズやオリックス・バファローズを見ると一目瞭然。
役割は大きくは決まっていますが、その場その場で臨機応変さが求められて。
技術を捨てて技術を最大限に活かす。
個性を捨てて個性を最大限に活かす。
矛盾するような云い方ですが選手個々がチームのために、チームが選手個々のために全力を尽くす。
それがピッタリ出来ることは難しいのです。
数年前の広島さんが3連覇していた頃はもう10年くらい万全最強なのではないかと思いましたが。
盛者必衰。
チームは選手だけでなく監督コーチスタッフ球団総掛かりで強くする、そして強くなるものです。
どこが欠けても強くはなりません。
横浜も巨人さんもその辺は重々理解していると思います。
手を打たないといけませんし、もう既に見えない手が打たれているかも知れません。
ただ最善手を打てるかどうか、その手が最善手なのか、結果が出ないと判りません。
何だかまとまりませんが、このままあと3日間くらい文章を書き続けてしまいそうなので今日はこの辺にしておきます。
横浜、次の試合は22日(金)横浜スタジアムでの対中日戦。
横浜DeNAベイスターズ、がんばるべし!