9月末にCREA WEBの取材を受けまして、取材場所が随分とご無沙汰してしまった銀座『マルディ・グラ Mardi Gras』に決まって大喜び。

歓び爆発の取材記事は最後にリンクを貼っておきますのでご覧くださいね。

さてこの取材時に戴いたのが中央アジアのウズベキスタンの焼きそば。

こちらのランチメニューにラインナップされていたのは存じておりましたが、クレイジーケンバンドのレコーディングなどでなかなか伺えずにおりました。

念願叶ってウズベキスタン。

カモンレッツゴー。

 

 

汁なし羊肉のラグマン!

東京に居ながらにしてウズベキスタンへの焼きそばの旅。

旅は道連れ、世は情け。

焼きそば食いねぇ。

なんのこっちゃ。

 

 

既にエキゾチックな香りがします。

ウズベキスタンにはモチロン行ったことはありませんが。

ワタシの敬愛するロード・ダンセイニ卿の短編の中にサマルカンド(シルクロード沿いの都市)への言及があって、そうした文字での旅では何度も伺っております。

ウズベキスタンか、行けるのかな。

文字に続いては味覚でウズベキスタンです。

 

 

温玉が丸くコミカルで、でもスペイシーでもある。

そんなSF映画があったような気がしますがちょっと思い出せません。

イタダキマス。

 

 

ウマウマウー!

なんと云うことでしょう。

焼きそばです。

でも初体験のエキゾチックさです。

遠い異国の味と香り。

ワタシの心は横浜港から船で出航しましたがウズベキスタン海ないんだよねどうしようか東京から飛行機直行便あるかそっちにするか。

それはともかくラグマン。

トマトはトマト然としている。

クミンと羊肉の馥郁とした香りを麺が纏う。

未練たらしい甘みは皆無でスッキリとした気持ちで異国の街道を行く。

羊肉はワタシ達が愚かであることを教えてくれる。

ワタシ達は愚かであることをまるごと背負って歩く。

取材中にこんな余計なことを考えていたりもしました。

羊肉、クミン、パクチー、でもトマトが大将。

ブラボー。

 

 

ウマウマウー!

ラグマンとは平打ち太麺の名称。

麺の魅力。

口当たりから噛むところへ。

噛み切る時の口内の感覚。

きゅっとして、くっとくる。

まだまだ続くその後の響き。

余韻、残響、そして静けさまで。

そしてまた始まる。

終わりなき旅。

生きていることの素晴らしさや煌めきはここにあるじゃないか。

汁なし羊肉のラグマンブラボー。

 

 

和知徹シェフと。

久しぶりにお会い出来て本当にウレシカッタデス。

今度はやはり、肉を。

肉をドーンと食らいに伺います。

美味しかったです! 御馳走様でした!

 

マルディ・グラ Mardi Gras

東京都中央区銀座8-6-19 野田屋ビルB1F

12:00〜14:00

17:00〜21:00

日曜休

※汁なし羊肉のラグマンはランチタイムのみ、前日までに要予約