巷で話題のこちらをゲット。

戴いてみました。

カモンレッツゴー。

 

 

崎陽軒のあのときのシウマイ弁当!

あのとき、とは1964年、昭和39年。

前回の東京オリンピックの年であります。

 

 

1964年10月10日から24日までの15日間、アジア地域での初のオリンピック、第18回オリンピック競技大会が開催されました。

その、あのとき、であります。

懐かしいですね。

ってワタシ2歳にまだなってないくらいですから覚えていません。

でも多分あのときに我が家はテレビを買ったのです。

ああテレビだテレビだと皆が喜んでいるのがうっすら記憶にあるんです。

もしかしたら記憶の捏造かも知れませんが。

薄暗い我が家の居間にあって煌々と輝くブラウン管の偉容。

ああテレビさま。

そのテレビと共に育ったワタシであります。

 

 

パッケージの黄色も、デザインされた街の様子も、あのときです。

さあ開けてみましょう。

 

 

あのときのシウマイ弁当!

現在との違いは一目瞭然。

そうでもないですか。

こだわりのない向きには現在のとそう違いがないように見えますか。

そうですか。

最大の違いはシウマイの数。

あのときは4個、現在は5個です。

そして玉子焼きとアンズと千切り生姜がありません。

にゃるほろ。

 

 

他の違いは、カマボコの色があのときは白、現在は紅白。

あのときは豚天で、現在は鶏のから揚げ。

 

 

そしてあのときにはきんぴら蓮根とセロリの塩漬け、大根漬物と福神漬けが入っております。

共通なのは鮪の付け焼き、筍煮、切り昆布であります。

さあそれではイタダキマス。

 

 

ウマウマウー!

まず驚くのがセロリの塩漬けがモダンな味わいであること。

当時だったら何とモダンであるかと驚かれたことでしょう。

豚天はあまり味付けが濃くないのでお醤油を付けた方が良かろうと思いつつ一口で食べちゃってアトノマツリ。

大根漬物と福神漬けはご飯のお供になっちゃう。

全体的にヒジョーにウマイのですが、やはりちょっと地味。

アンズの甘さやショウガのピリッとしたところが如何に現在のシウマイ弁当を華やかに彩っているかが判ります。

個人的にはカマボコが紅白であるところが、味には関係ないにせよルックス的には重要だと考えます。

懸念されたシウマイの数ですが、意外にも4個でもなかなかウマくプランニングをして、ちゃんと最後にシウマイ1個とご飯一口で食べ終えることが出来ました。

やったぜベイビー。

あのときも、現在も、どちらも金メダル。

いや、メダルなんてなくっても、ずっとそばにいてくれるのが大事。

あのときの、そして現在のも、崎陽軒のシウマイ弁当ブラボー。

ちなみにあのときのシウマイ弁当は2021年9月5日まで(予定)の期間限定販売です。

美味しかったです! 御馳走様でした!