横浜DeNAベイスターズvs読売ジャイアンツ 第19回戦 横浜スタジアム 2020/10/16

 横浜DeNAベイスターズ 2 - 1 読売ジャイアンツ



こりゃ今日はダメかーと何度も何度も思った試合。
これが土壇場で勝つんだから諦めちゃいかんと云うことですよね。
試合中盤までは予想以上の投手戦。
横浜先発井納翔一投手、巨人先発今村投手、互いに譲らずに無失点ピッチングを展開。
とは云え横浜は何度もチャンスありましたの。
3回裏ワンナウト3塁。
4回裏ノーアウト満塁。
5回裏ワンナウト1,2塁。
悉く無得点。
ダメかー。
でも巨人さんも3回表のワンナウト3塁無得点。
この辺の点が取れない雰囲気はお互い様。
そうこうしているうちに8回表、2番手パットン投手がノーアウト1,3塁から犠牲フライで1失点。
ダメかー。
あーこの1点でやられちゃうのよねー。
今日はそう云う日かー。
でも続くピンチはパットン投手ギアを入れ直して連続奪三振で切り抜けて1失点で食い止めました。
ここで気を抜かなかったのが大事。
8回裏、先頭は4番佐野恵太選手登場。
初球をライトスタンドへ5試合連続20号同点ソロホームランここで出るかマジで出たか出た出た出た。
出ました。
なんだー5回の併殺打はここへの伏線かいなんてイヤミも同時に出るのですが。
それにしても甘い球だったとは云えあの初球をあれだけ迷いなくバットを振って仕留められると云うのは物凄いことだと心から感服するのです。
ワタシ達の4番はスゴイ成長曲線を描いているのではないか。
このホームラン一本で三杯メシが食えます。
ぱくぱく。
御馳走様でした。
そしてそこで終わらなかったのが意外と云うか何と云うか自虐的ではないけれどヒジョーに珍しい展開。
ワンナウト後にロペス選手ヒット出塁、代走乙坂智選手。
次打者三振の時に盗塁成功、ツーアウト2塁。
打席には大和選手。
粘って粘って7球目をライトにタイムリーツーベース。
1点勝ち越し。
試合の流れってこう云う風に流れるんだねと感心すること頻り。
こうなると9回表は三嶋一輝投手登板。
そしてこれがまた先頭打者田中選手にスリーベースを撃たれてノーアウト3塁。
ダメかー。
そうだよね。
そう簡単には勝てないよね。
ここで追い付かれてヒキワケの流れなんだよね。
ところが。
この日はこう云うシチュエーションで得点が入らない日だったのです。
三嶋投手ここからギアがトップに入って何と三者連続奪三振。
ゲームセット。
うおー。
やったー。
そりゃガッツポーズ出ますわな。
横浜ファンが全員ガッツポーズの瞬間だったわな。
優勝くらいでしか味わえない野球の妙味を味わったわな。
ありがとうありがとう。
みんな本当にありがとう。
ナイスゲームでした。
でもふと順位表を見てみたらいつの間にか中日さんが連勝街道驀進中レンショウ6チョキン4で2位になっててギョッとしましたが。
ウチもレンショウちゃんでギョッとさせましょうよそうウマくは行かないかでもがんばろうよ。
次戦先発予定は京谷将弥投手。
怯まずに立ち向かって欲しい。
打線は若き投手に勇気をフィードして欲しい。
横浜DeNAベイスターズ、がんばるべし!