読売ジャイアンツvs横浜DeNAベイスターズ 第17回戦 東京ドーム 2020/10/07

 読売ジャイアンツ 3 - 6 横浜DeNAベイスターズ



今回は文章がいつもよりかなり長いですよ。
ああこんな日が来るなんて。
その日がこんなにウレシイなんて。
感無量です。
平田真吾投手、プロ入り7年目、130試合目の登板、2年ぶり2度目の先発マウンド、5回85球3被安打3与四球7奪三振2失点、プロ初勝利を手にしました。
おめでとうございます。
心からおめでとうと申し上げます。
きっと平田投手は思い出したくもないでしょうが、6年前のあの試合がどうしても印象深いので触れます。
2014年4月2日、横浜DeNAベイスターズvs読売ジャイアンツ2回戦、横浜スタジアム。
中畑清監督3年目のシーズン。
この日の横浜先発は何と(高橋)尚成投手。
打順では3番梶谷隆幸選手、4番トニ・ブランコ選手。
7番は多村選手ですぜ。
巨人の4番は村田修一選手、5番はホセ・ロペス選手。
たった6年前でもう何が何やらです。
ちなみに巨人の監督は原監督です。
何が何やら。
この試合、大荒れでして。
横浜が梶谷選手のホームランなどで圧倒して7回終了時までで8-3と5点のリード。
でも巨人の3点はアンダーソン(この試合5打数5安打)・村田・ロペスの三者連続ホームラン。
何だかぞわぞわした試合、でも横浜これで勝つなと思った8回表。
ここで登板したのがルーキーイヤー(前年度ドラフト2位)の平田真吾投手。
プロ入り2試合目の登板。
5点リードで中畑監督も余裕のよっちゃんで登板させたのでしょうがこれが大どんでん返しのプロローグ。
平田投手はノーアウト1.3塁から犠牲フライで1失点。
その後ワンナウト満塁として降板。
この後山口俊投手が大崩れしてこの回10失点(平田投手4失点、山口投手6失点)。
最終的には9-15で敗戦。
日本プロ野球史に残る大どんでん返し試合の火付け役となってしまった平田投手。
それから6年、1イニング4奪三振のレア記録も残しつつ、あまりパッとした印象はなかったのです。
あんな使われ方(叱られちゃうかな)されてもう野球人生メチャメチャになっちゃったかなとか。
ところが平田投手はリリーフ役でずっとマイペースで投げ続けた。
勝ち試合でも負け試合でも打たれても抑えてもずっと投げ続けた。
そして2018年4月11日にプロ入り発先発(これまた巨人戦)5回無失点の好投にもかかわらず勝ち投手にはなれなかったけど。
この時の好投も良く覚えていて、先発転向もアリなのではと素人考えしたりもして。
平田投手、大洋ホエールズのユニフォームが似合うだろうなと思ったらワタシの敬愛する選手リストの一員になりましてですね。
そして昨日の巨人戦でのプロ初勝利。
ウレシイデス。
すみません長くなりました。
この日2番に入った宮崎敏郎選手が5打数4安打1打点。
6回表に相手エラーで同点になった後、ホセ・ロペス選手6号ツーランホームラン、ネフタリ・ソト選手19号ソロホームランでイッキにギャクテン。
げに怖ろしきはエラーなり。
毎度申し上げますが他山の石。
6回以降は伊勢大夢、砂田毅樹、エドウィン・エスコバー、石田健大、三嶋一輝のリレーでゲームセット。
三嶋投手12セーブ目。
もう順位どうこうではなくてとてもイイ試合でした。
次戦先発予定は井納翔一投手。
気負いすぎずに好投を期待。
打線は4番佐野選手の状態がちょっと心配(10月に入って23打数3安打打率.130)で打率も急降下中であります(10月7日現在.335)。
あと25試合、何としてもふんばるべし。
横浜DeNAベイスターズ、がんばるべし!