先日のお昼は有楽町におりました。
有楽町にいるのなら『ジャポネ』に当然の如く足が向くわけで御座います。
外出自粛前の2月に伺って以来5ヶ月ぶりです。
ちょっと遅めの時間帯に伺ったので行列ナシでスムース着席。
着席してからスパが出て来るまで色々なことを考えます。
30くらいの事項。
その中のトップはワタシの左隣の席のサラリーマン。
ワタシよりちょっと先にスパが来て、そのスパにタバスコをまあ本気でどばどばとかけておられるのです。
こちらのカウンターに置いてあるタバスコの瓶がビッグサイズですのでまあたっぷりかけるのOKなんですけど、それにしてもスゴイ。
タバスコの匂いが隣の席のワタシに襲いかかってくるのでした。
目がしぱしぱと涙目になってくるくらい。
そして暫くして驚きの追いタバスコ。
ここまでスゴイともう見ちゃうでしょ見ないように見ないようにしていたけれどこれは見ちゃう。
ジャポネかジャリコにタバスコ総攻撃をかけておられたようです。
このカウンターでは色々なUMAに遭遇しましたが今回のはトップクラス。
そしてワタシの後から右隣の席に座った方がこれがまた汗の(中略)で前門の虎後門の狼ではないですが挟み撃ち状態。
小野瀬雅生大ピンチ。
この続きは写真の後で。



バジリコ大盛!
もうこのバジリコの魔力に取り憑かれて以来ずっとこればかり食べています。
今回はその魔力の凄まじいばかりの威力を感じました。



イタダキマス!



ウマウマ王!
一口食べたら、他のことが何も気にならなくなったのです。
左隣の人のタバスコも右隣の人の(略)も全く気にならなくなりました。
ワタシ、深呼吸してみたんですよ。
それでもワタシの意識や感覚の全てが味覚に集中していてぜーんぜん気にならないの。
ちょっとビックリ。
自分がどうにかしてしまったのかと戸惑ったくらい。
一口食べてこの味わいがワタシに沁み込んでくるのにほんの数秒かかっただけ。
何たる魔力。
ワタシが大好きな食べ物は他にも色々あるけれど。
このバジリコのウマさが世界の中心にある。
それがハッキリと判りました。
シンプルのように思えてヒジョーに多層的で多面的でもある。
細切れのトマトのヴィヴィッドさ。
小松菜の軽快さ。
シソの葉の爽快感。
シイタケ(この日はたくさんいた)の旨味のポップさ。
肉やエビもそこにいてくれてありがとう。
そしてこのグラマラスなスパ。
アルデンテではない異次元の太麺。
その麺が炒められて焦げたところにあるフェティシズム。
塩や調味料の神秘と哲学。
スキスキスー。
アイシテイマス。
バジリコ大盛ブラボー。
またその魔力を讃えに伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!

ジャポネ
東京都中央区銀座西1-2 銀座インズ3 1F
平日10:30~20:00
土曜10:30~16:00
日曜祭日休