ワタシは同じお店に行って同じメニューを何度も頼んでしまう傾向が強いニンゲンで御座います。
だってその味がお目当てなんだもん。
気に入ったらとことん突き詰める。
心の声がそうしろって云うんだもん。
そんなわけで2020年初の有楽町『ジャポネ』訪問です。
ここ暫くずーっと同じモノしか食べておりませんが。
イイんです。
カモンレッツゴー。



バジリコ、大盛!
選択肢はレギュラーサイズにするか大盛にするかのみ。
それより大きい横綱も視野には入っていますけれどもね一応ね。
ワタシふと思ったのですが。
大盛と云いつつこれがこのお店のレギュラーサイズなのではないかと考えます。
だって殆どの人が大盛を注文しているんですもの。
普通ってのは少なめってこと。
それはもしかしたら世の中の全てに通じることなのかも知れない。
物足りないくらいが普通なのか。
ああそれは目からウロコだ。
ウロコが落ちたらどうするの。
ちゃんと拾って掃除しなさい。
はーい。



かれこれ15年ほど通っていることになりますでしょうか(あまり古い記録は残っておりません資料を廃棄したり改竄したりしたわけでは御座いません)。
最初はやはりナポリタンから入って醤油味(ジャポネorジャリコ)時代が長く続いてここ数年は塩味のバジリコ一辺倒。
イタダキマス。



ウマウマ王!
最初から最後まで同じループのビートが流れる中で特に何が盛り上がるでもなく同じテンションで食べ進める。
けれども途中くらいで猛烈な高揚感に包まれている自分がいる。
ピンク・フロイドよりもテクノ方面。
旨味の中にあるシンセサイザー的要素。
炒め油はマーガリンであると云うところのクラブ的感覚。
スムースに繋いで次々と調理されるオーダー。
もう一度云おう。
ウマウマ王!
太麺のやわらかさに力強さを感じ。
紫蘇やトマトの風味を見事に結びつける塩味。
小松菜やシイタケと云ったここだけにしかない特徴も見逃せない。
サイコーでサイキョー。
すべての若き野郎ども。
ジャポネに来て大盛を食らえとデヴィッド・ボウイもイアン・ハンターも云っているぜ(うそ)。
ジャポネのバジリコスキスキスー。
アイシテマス。
ブラボー。



この日は色々と珍しい場面にも遭遇した。
チャイナの塩をオーダーされていた方。
それウマそうね。
そしてカレーライスをオーダーされていた方。
そのオーダーが通った時カウンター席が一瞬どよめくのかと思ったくらい空気が揺れました。
もう横綱オーダーでは空気は揺れないもんね。
色々考えても結局またバジリコに落ち着きそうですけどねワタシはねはっはっは。
また伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!
 
ジャポネ
東京都中央区銀座西1-2 銀座インズ3 1F
平日10:30~20:00
土曜10:30~16:00
日曜祭日休