Diary of a Madman
Ozzy Osbourne

すみません最近よくやる思い入れダダ漏れコーナーです。
1981年発表ですからもうすぐ40年前のアルバムになろうと云うオジーのソロの2枚目。
これは今でも気合いが入らない時に聴くと気合いの入るアルバムです。
最初からもう変なモードに突入しますがワタシはリー・カースレイクのドラムが大好きスキスキスーです。
このアルバムの冒頭“Over The Moutain”のドラム3連(スネア-フロア-ベードラ、またはタム-フロア-ベードラ)連続フレーズのピックアップ(そう云う呼び名で良いかどうか判らないけど)はギター以上に練習しました。
今でも多分叩けると思います。
ちょっとリハビリしないと無理か。
もうそのだらどどろどどろどだらどどろどどろどだらどどろどだらどどろどどろどだらどどろどだ(フラム)、じゃじゃじゃんっと来るのがもう気合いが入るわけですよ。
その後のビートもこの人の独特のタイム感がホントに好き。
スネアのフラムのフィールも好き好き。
パワーで押しつつも小技もそこそこ使えてサイコーでサイキョーなんですが、このアルバム発表直後にベースのボブ・ディズリーと一緒に脱退しちゃいます。
ボブ・ディズリーはソングライティングにも参加していたのでこれは当時一大事(当社比)でしたのよ。
この脱退組はリー・カースレイクが元いたユーライア・ヒープに出戻りというか凱旋と云うかそうなりまして。
そう云えばユーライア・ヒープだと“Easy Livin'"がモロにリー・カースレイクですよね、ってもう判る人少ないでしょ、いいんだよダダ漏れだから。
その脱退当時は権利関係を巡って泥沼の法廷闘争になっちゃったりしてあらあらやーねぇだったんですが。
2019年の今、ちょっと仲直りと云うかまあ年取ったら喧嘩は止めて恨みっこナシよってな感じでしょうか
色々と人生を考えさせられます。
そしてこの後に参加したドラマー、トミー・アルドリッジですがこれがまたワタシには馴染みの深いドラマー(当社比)でありまして古くはブラック・オーク・アーカンソーの“Jim Dandy”で、続いてパット・トラヴァース・バンドのライブでの“Boom Boom(Out Go The Light)”で、どちらも当時のFEN(現在AFN、米軍のラジオ放送)でやたらめったらオンエアされてましてそのアルドリッジがカースレイクの後釜と云うのもシャッフルと云うか3連フレーズが得意なドラマーがオジーは好きなんだなーと当時感じたんですがどうでもイイですかそんなこと。
アルバムの方に話を戻しますが、2曲目“Flying High Again”の、つた、つた、つたってビートも、“S.A.T.O.”のつんつたつたつんつたつたと云う一触即発ビートも大好きスキスキスーなんですリー・カースレイクブラボー。

ドラムの話はもう沢山ですか。
そうですよね。
でも他にもワタシがギターより語れるドラマーってまだ他にもいますです、ってまたドラムの話になりそうなのでやめます。

ここでようやくギターのランディー・ローズの話になりますが。
当時安ーいランディー・ローズモデルのギター(Aria ProⅡだったかな)も買いました。
それ程にワタシはランディー・ローズのギターが好きでした。
ランディー・ローズのフレーズ、取っかかり的にはジョニー・ウインターのコピーをしていればかなり見えてくるんです(当社比)。
クラシカルな音階のフレーズもスバラシイのですがところどころにブルース系ギタリストの影響(まあナイわけがナイですが)が見え隠れするのがやはり1981年でアメリカ人でって辺りなのかと思います。
強烈に歪ませて無造作にフレーズ放っぽり出しちゃったり変なぎごちないアーミングだったりコントロールしていないであろうハーモニクスが出まくっていたり流麗であり過ぎないところがあまりにも美しくスリリングであるのです。
そう云えばこの人も3弦4弦のローフレットの3連連続フレーズってよく出て来るな、やはりオジーが3連好きなのかそうなのか。
ワウもフランジャーも使い方が下品(ファンの方すみません)でその下品さと高尚さが両立しているのがランディー・ローズだと思うのです。
『Blizzard of Ozz』でのプレイも素晴らしいですが“Over The Moutain”“Flying High Again”“You Can't Kill Rock and Roll”“S.A.T.O.”“Diary of a Madman”でのギターソロはまさに神懸かっていると申せましょう。
ワタシもすんげーコピーしました。
今でもたまにちょっとだけランディー・ローズが混ざります。
もう全然まとまらないので今夜はランディー・ローズのコピーをして過ごします。
それにしても曲ごとにチューニングがちょっとずつ違うんだよなーミックスの時にスピード変えたりしてんのかなとにかくチューニング合わないんだよなんとかならんかね。
あーこんな音出したいー。