2019年11月16日と17日、クレイジーケンバンド@神奈川県民ホール大ホール2DAYSのコーフンが冷めやらぬ中、ふと思ったことをとりとめもなく書いてみます。
何度も何度も耳にタコが出来るくらいお話していますがってこれは文章なので耳タコではなく目に何か出来る方ですよねだったら何だろう目に青葉とかではないので目に痛いでメニータイムでこれで何度も何度もかああイイ決着だ目に入れても痛くないって痛いよねどんなに可愛くてもああ痛い。
そんなわけでワタシが最初に洋楽ロックのライブに行ったのは神奈川県民ホール大ホールのジャクソン･ブラウンです。
1977年3月23日と記録が残っています。
自分はギターを始める前にジャクソン･ブラウンを観たと勘違いをしていたのですが、もうこの頃には弾いていますね、そうかそうだったのか。
殆ど知っている曲がない（「テイク･イット･イージー」は1曲目にやっちゃった）のに雷に打たれたようになって完全にシビレました。
ワタシが完全に音楽方向に自分の進路を取ったのが結局この日だったことになります。
その後に神奈川県民ホールで観たのは1995年のブライアン･フェリー。
ロビン･トロワーとのツアーと云うことで観に行ったらなんと観客が50人もいない。
2階席を取っていたのに係員が来て「空いていますのでどうぞ1階席の前の方に」と案内されてロビン･トロワーを目前で観ることに。
ライブ自体はサイコーでした。
こんなイイライブを観に来ないなんてみんなモッタイナイなーと思ったのを覚えています。
で、1995年にはフェリーとどっちが先だったか覚えていませんが、ライ･クーダーとデヴィッド･リンドレーのデュオライブを観ました。
ステージ上には30〜40本のギターがずらっと並んでおり壮観。
1曲終わるとライ･クーダーがデヴィッド･リンドレーに何か耳打ちすると双方ともギターを持ち替えて次の曲がスタート。
それを何度も何度も繰り返して自由自在な音楽世界を披露してくれました。
最後はライ･クーダーの息子とデヴィッド･リンドレーの娘（逆だったか？）も交えてのほのぼのとしたセッションで幕。
実は神奈川県民ホールで2度観たアーティストはデヴィッド･リンドレーのみ。
デヴィッドはジャクソン･ブラウンのバンドにもいたんです。
最近ワタシはアコースティックギターを持って日本のあちこちで演奏するようになりましたがふとあの時のライ･クーダーとデヴィッド･リンドレーの何でもアリの自由な音楽を思い出して聴く人の心の中にステキな後味を残せないかどうかを考えたりも致します。
続いてはジェフ･ベック。
1999年だったか2000年だったか、ジェフ･ベック55歳の時の来日公演です。
ジェニファー･バトンがいたな。
打ち込み多用のサウンドにジェフのギターがちょっとうまく馴染んでいない気もしましたがジェフのプレイ自体には驚愕しましたスンゲーウマイ。
55歳になったらあれくらい弾けるようになろうとぼんやりした目標になりました。
その後61歳のジェフを観たらそっちの方が全然ウマくなっていたので今現在の目標は61歳のジェフとなっております。
他にもコロッケさんのライブは剣さんとてっちゃんと一緒に観に行ったし、ユーミンさんのライブも観たし、その昔には原田真二さんのライブも観ました。
原田真二さんのライブでは入口で何人男性がいるか数えましたがワタシ達を含めて10名程でしたいやー参ったな。
そんなわけでとりとめもなく神奈川県民ホールの思い出を書いてみました。
何か忘れていることはないかしらんえーとえーと。
そんなわけでこのステージで演奏するのは自分にとって特別中の特別なんです。
初めてクレイジーケンバンドが日本武道館で演奏することが決まった時は「やったー」と冷静に歓びましたが、初の神奈川県民ホールが決まった時には「うおっっしゃぁぁぁー」と腹の底から気合いが入ったのを今でも覚えています。
3年ぶりの神奈川県民ホール大ホールのステージ。
客席から観ているとすぐ近くで演奏しているように見えるのは知っています。
でもこうしてステージから観るとデカイなーと思うのです。
改めてここで演奏することの特別な感覚を確認しました。
皆さんに何か一瞬のことでもずっと覚えていてもらえたなら幸いです。
これからも色々なところで演奏すると思いますが、また元気に神奈川県民ホールで演奏出来るよう精進します。
ありがとうございました。
ちなみに小ホールでも演奏したことあります。
18歳か19歳の頃、ヤマハのポプコンの神奈川予選大会だったかしら。
その時にワタシのことを「ゲイリー･ムーアに似てる」って誰かに云われたんですが当時ゲイリーを知らなくて後でプレイスタイルよりも顔をくしゃくしゃにして弾いているのが似ていると云うことがわかって釈然としない気持ちになったのも今思い出しました。
最近は笑顔で演奏出来るようになったなぁ。
ちょっと進歩か。
長々と失礼致しました。