2019年11月6日、クレイジーケンバンド@北國新聞赤羽ホール(石川県金沢市)の当日、午前中、もうすぐお昼。
満を持して準備万端で伺いましたのは片町の『宇宙軒食堂』であります。
前日定休日の火曜日でしたのに久しぶりに宇宙旅行が出来ることに舞い上がって行ってみたらあら定休日あら火曜日だったわよとはらほれひれはれ状態。
そこから体勢を立て直して開店直後の訪問まで漕ぎ着けました。
前日食べるはずだった分も含めてここは失地回復せねばなりません。
それならばやはりこうこなくっちゃいけません。
カモンレッツゴー。



とんバラ定食、W大!
Wはお肉の量が倍を表し。
大はご飯大盛りを示します。
ダブルダイです。
ワタシの荒ぶる野生を静めてくれるのはこれしかありません。
逢いたかったぜ。
スキスキスー。



とんバラW!
豚のバラ肉薄切りを巨大な熱い石板の上でじうじうと焼くのです。
下味もなくただ焼くのです。
ただその石板にきっと人知を越えた宇宙の神秘があると思うのです。
ですからウマイのです。



大!
ご飯の大です。
何年も何回も同じようなことを云いますが。
リブアンドレット大。
アイウッド大フォーユー。
インマイタイムオブ大イング。
久しぶりに見た大は予想以上に大でした。
大ブラボー。



特製の宇宙軒のタレ!
これこそが宇宙のファンタジー。
地元の方からちょっと聞いたのは「日本酒が効いている」と云うワード。
旨味と酸味が絶妙なのですが日本酒とは。
宇宙の秘密に少しだけ近付けた気がします。



とんバラをタレにつけて!
行く先は当然オンザライス!



ウマウマ王!
一口食べて。
ワタシの中でバラバラになっていたパズルのピースが一気に組み上がって完成しました。
食べる歓び。
生きる喜び。
全てがこの一口にあった。
宇宙に感謝。
全ての存在に感謝します。
ありがとうございます。



ウマウマ王!
巨大な星雲が悠久の時を経て衝突し融合して新しい宇宙の形を作る。
ワタシ達のイマジネーションはその事象を光よりも早く通過し時の流れすら支配する。
生命は、思考は、愛は、何よりも強いのだと考える。
一人一人が平和を考えれば世界はきっとW大になれる。
そう信じて生きてゆきます。
なんのこっちゃ。



そうこうしているうちにとんバラでキャベツ千切りを巻いて食べる!
新たな電波を受信!
ウマウマ王!
もう余計なことは云いません。
迷わず食えよ。
食えばわかるさ。



豚汁もヒジョーにウマイのであります。
いざとなればこの豚汁でご飯が食べられます。
ワタシはそう云う人間です。



ウマウマ王!
ご飯の最後の一口ととんバラの最後の一片がぴったり残って最後のハーモニーを奏でる。
久遠のメロディーが宇宙の彼方に響き渡り、終わりなき旅に出る。
2019年宇宙の旅はこうして幕を閉じます。
でもきっと翌日は宇宙大作戦が待っています。
宇宙は広いのだよ諸君。
とんバラ定食W大ブラボー。



宇宙への入口。



暖簾が相変わらず自動ドアに挟まって折れているのだけが宇宙の気がかりです。
また伺います。
シーユートゥモロー。
美味しかったです! 御馳走様でした!
 
宇宙軒食堂
石川県金沢市片町1-5-29 ニュー銀座会館1F
11:00~15:00
17:00~21:00
売り切れ仕舞
火曜休



前日の悲しい宇宙。
暖簾は出ているのでした。