渋谷区神宮前のギャラリーで開催されております「猫町」装丁展に行って参りました。
「猫町」はご存じ萩原朔太郎作の短編小説。
これを漫画家の山川直人さんが漫画にしたものを10人の装丁家の皆さんがそれぞれ装丁した本を展示即売しております「猫町」装丁展。
その10人の中の石間淳さんと深い御縁がありましてこの装丁展に伺ったのですが。
ワタシとゆうくんで近頃作りましたアルバムが「猫町旅情」で。
これが全くお互いに交わらないところで制作進行しておりまして。
先日の小野瀬雅生ショウライブ@西荻窪Terraにおいでくださった石間さんが「実は猫町…」と知らされてビックリ。
こんなことがあるんですね世の中。
不思議なことが最近ホントに多いのです。







昭和10年発表の「猫町」の世界観が様々なイマジネーションを呼んで、現在も輝きを失わない。
その不思議さはまさに猫のよう。
ワタシも魅入られた一人です。



つげ義春の「猫町紀行」の豆本。
ホントに小さな本なのです。
中身はワタシが「猫町」を知るきっかけになったこれまた不思議な紀行文。
挿画は水木しげるワールドに繋がる日本の暗さと神秘さに溢れています。
貴重なものを拝見しました。
ありがとうございました。



猫町ブレンドコーヒーもあります。





石間淳さん装丁の「猫町」。
ゲットしてきました。



石間淳さんと奥様とワタシ。
「猫町」のおかげで御縁が一層深くなりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
そしてこの「猫町」装丁展、7月14日まで開催されております。
興味のある方はどうぞお立ち寄りください。
ちょっと判りにくい場所ですがそれもまた「猫町」っぽいのです。

「猫町」装丁展
萩原朔太郎 × 山川直人
2019年7月1日(月)ー 7月14日(日)
デザイン&ギャラリー装丁夜話
東京都渋谷区神宮前1-2-9
℡ 03-3405-8983
JR山手線原宿駅竹下通り口から徒歩数分