観てきました「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」。
実は2014年の「ゴジラ」は観ていないので話が繋がっていません。
何となくぼんやりと途中から観ちゃった感もありますが。
怪獣がいっぱい出て来ます。
そのいっぱいが自分が求めるいっぱいなのかどうかがポイントでした。
公開開始からかなり経っているのでプチネタバレはご容赦ください。
キングギドラが出て来ます。
劇中ではギドラと云う名前ですがこれはキングギドラです。
これがかなりカッコイイのですがどうも何か腑に落ちない。
目玉ですね。
爬虫類系の目玉なんです。
これやはり黒い目に赤い瞳孔でないと宇宙怪獣にならんのですよ。
あとラドン。
カッコイイけどこれもなー。
そっちじゃないんだよなー。
モスラはねエンドロールでモスラの歌のメロディーも流れますが何だかこうキーパーソンのような扱いが軽いような不思議な立ち位置でして。
他の怪獣はと云うと。
あれ。
もっといるんじゃなかったのかな。
思ったよりいっぱいは出て来ません。
怪獣総進撃くらいどっさり出てくれるのかと思いましたが。
そして肝心のゴジラですが、うーん。
やはり最初の頃のゴジラ（2号スーツ）が好きだったのでねぇ。
文句ばっかり云っていてもしょうがないですね。
ほいでもってお話の方も何だかこうどこかで観たような話が色々とコラージュされているわけでして、正直あまりピンと来ず。
災厄としての怪獣は充分にその役割を果たしていますがあの描写でこんなに人々が生き残るのはちょっと無理でしょ。
「含みを持たせる」と云うのがワタシにとっては違うところ、ピンと来ないところにあるのだと思います。
それぞれの怪獣の登場シーン、美しく迫力満点なのですがなぜかワクワクしない。
そこがワタシにとっては全てでした。
一番ワクワクしたのはこれまたエンドロールのゴジラのテーマby伊福部昭。
そしてブルーオイスターカルトのゴジラ（バージョン違いますね、他の人の演奏かな）。
頭の固い古くさい特撮ファンでごめんなさい。
アナログでしみったれた世界に帰ります。