先日のお昼は所用にて神田におりまして。
ちょっと遅めのお昼をどうしようか考えたわけです。
ふと頭に浮かんだのが青森のラーメン店が神田に出店したと云うウェブ上の記事だったか誰かの食レポだったか。
とにかく自分の中に気になる存在としてずっとあったのです。
伺いましたのは『長尾中華そば 神田店』。
青森の有名店の東京進出であります。
以前でしたら青森に行くかデパートの特産催事などでしか味わえなかった味。
そう、デパートの催事で大人気だったなんて記事も読んだことあります。
あまり普段ラーメン中華そばに自ら出向くことのないワタシのレアケース。
神田駅から10分くらい歩きます。
地下鉄の小川町駅からだと近いのかな。
ちょっと判りにくい場所(ワタシに土地勘がないだけかも)にあります。
それではカモンレッツゴー。



こく煮干し!
「あっさり」「あっこく」「ごくにぼ」などメニューがある中で一番人気と云う「こく煮干し」にしてみました。
名前からして煮干し濃度レベル3ってヤツですね(←勝手にレベル付けちゃいかん)。
見るからに濃度が濃そうです。



まずはスープから飲むべしなどガイドが書いてありました。
それに従ってイタダキマス。



ウマウマウー!

最初のヒトクチはかなーり塩っぱく感じます。
それが段々とその塩っぱさより煮干しの様々な魅力にフォーカスが誘導されます。
煮干しの独特な風味(えぐみとも苦みとも違う)とその中にある海のキレイな旨味。
醤油の存在感、その連結の度合い。
新しいようで懐かしいようで新しい。
その昔、ウチでも出汁は煮干しで取っていましたからその香りは懐かしさを感じさせます。
ただスープ全体としてはワタシにとっては新しい世界観。
日本は広いのです。



ウマウマウー!

麺は太めのストレート。
うどんのように見えてちゃんと中華麺です。
ちょっとやわらかめの茹で上がり。
ワタシ的にはもっと硬くてもイイかなぁ。
ただスープの相性はこのちょっとやわらかめの方が合うのかも知れません。
チャーシューもメンマもウマし。
途中でちょっと黒胡椒を振るとまた味わいがピシッと締まります。
唐辛子もありましたが今回チャレンジナシ。
とか何とか云っているウチに麺を食べ終わりスープをすすり。
気が付くと全量摂取。
塩っぱいとか煮干しが濃いとかを超えてレンゲノンストップ。
この充実感。
久しぶりにこんな充実感を味わいました。
こく煮干しブラボー。



「キレイに食べて戴いてありがとうございます!」
帰り際に店員さんに褒めてもらっちゃった。
いやホントにレンゲノンストップでしたのよ。



そんなわけでこれはちょっとハマりそうな勢い。
あっこくで縮れ麺ってのを横に座った人が食べていたのでそれも気になります。
また伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!

長尾中華そば 神田店
東京都千代田区神田小川町1-7 神田小川町ハイツ108
月~土曜
11:00~21:30
日曜・祝日
11:00~15:00
売切れ次第終了
無休(臨時休業アリ)