先日発売の写真週刊誌FLASH2019年2月12日号に掲載の天丼紹介記事「小野瀬雅生が綴る東西ロックな12杯 胸いっぱいの天丼愛を 取材/文/写真・小野瀬雅生」内でもご紹介させて戴きましたが、改めましてブログでもご紹介致します。
浅草『尾張屋 本店』の天丼です。
1840年創業の老舗の味。
カモンレッツゴー。



天丼!
エビ2尾のスタンダードタイプ。
ワタシのバイブルであります『ベストオブ丼 IN POCKET 文春文庫 ビジュアル版(現在絶版)』に載っておりましたお店。
この本を読んで最初に行ってみようと思ったのが浅草の尾張屋さんなんです。
ワタシの食べ歩きのルーツ付近にあるこの天丼。
このエビ2尾の勇姿。
王道はやはりスバラシイ。
20年ぶりくらいにお邪魔しました。
当時のお値段1400円(記憶していました)。
現在は1600円。
それでもこのボリューム感を前にすればリーズナブルに思えます。



蓋がされて出て参ります。
尻尾がハミ出ておりますよ。
ブラボーブラボー。



ウマウマウー!

胡麻油の馥郁たる香りが程好くて。
エビはぷりっぷりでグラマラス。
丼ツユの味わいも甘ったるくなくキリッとしている。
蓋がされていたので天ぷらはパリパリサクサクではありませんが。
種村季弘先生風に申せば、くたんとしたのをにったりと食いちぎる悦楽。
内田百閒先生風に申せば、前後左右の物音も聞こえなくなる程うまい。
揺るぎないワタシの満足感。
ワタシはこの良さが理解出来る人とだけ仲良くしますあしからず。
ワタシの天丼はあなたの天丼より美しい。
天丼ブラボー。



お蕎麦も戴きました。
これまたヒジョーにウマかった。
今度ちゃんとレビューしますね。



若旦那さんと一緒に。
お世話になりました!



また必ず伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!

尾張屋 本店
東京都台東区浅草1-7-1
11:30〜20:30
金曜休



老舗喫茶店のアンジェラスが3月で閉店とのこと。
浅草界隈、また歩きに来ようと思います。