どろろ
手塚治虫
講談社


どろろも久しぶりに全部読みました。
河童の三平』から続けて読んだのですが。
ワタシはやはり水木先生に大きく傾倒している人間です。
それはしっかり確認出来ました。
手塚先生の作品はたくさん読みました。
どの作品もヒジョーに面白くて楽しみました。
でもワタシの最深部にストンとハマることは殆どなかったのです。
唯一その近くまで来たのが『どろろ』の百鬼丸。
ワタシにはサイボーグ009の004とか002のカッコ良さとか次元大介のカテゴリーの辺りであります。
キカイダーもそうかな。
キャシャーンもね。
百鬼丸カッコイイです。
でもワタシが『どろろ』を久しぶりに読んで感じたことはここでこうして文章にして公開するのにはちょっと憚られます。
いつかワタシと『どろろ』のことで語り合って下さい。
一つだけ。
手塚先生は、最後に許すんだよね。
水木先生は許しません。
徹底的に許しません。
そこが違うのね。
許された方がやわらかいのだけれど。
実際はマジで許されないからね。
それ、わかってます。
これからもその辺りを心して生きて行こうと思います。