松山(愛媛県)に参りましたのは2年ぶりでした。
ですのでこちらも2年ぶりになります。
2017年10月13日、クレイジーケンバンド@松山市総合コミュニティセンターの当日。
空路松山入りして空港から会場へ車で移動。
会場入りしてからリハーサル開始時刻までまだ余裕がありました。
ならば。
満を持して『アサヒ』に参りましょう。
会場から歩いて10分ちょいで到着。
これを食べるのスゴク楽しみにしておったのです。
午後の遅い時間でも店内はお客さんがいっぱい。
きゃっほー。
イタダキマス。



鍋焼き玉子うどん!
ハローハゥワーユー。
2年ぶりですよ。
再会出来てシアワセデス。
以前の記事を参照して(検索してくださいな)くださると詳しく書いてありますが。
出逢いは3年前のdancyuの記事。
それを読んで偶然その後すぐにCKB松山公演があって。
何かに導かれるようにこの鍋焼きうどんを戴いたのですが。
甘いのです。
とにかく甘いのです。
何が甘いって汁がしっかり甘い。
お砂糖の甘さなんです。
まだ甘いものが貴重品だった昭和22年に当時のご店主が考案された甘い甘い鍋焼きうどん。
今年は昭和に換算すると昭和92年ですから創業から70年!
ずっとこの味を守り続けていらっしゃいます(現在のご店主は4代目)。
この味に巡り逢えたことに心から感謝したい。
ありがとうございます。



このスタイルで登場します。
テーブルに到着したらお席で代金お支払い。
鍋焼きうどん550円。
玉子入りだと600円。
2年前より50円値上げされておりました。
無問題。



さあさあオープンしましょう。
お鍋がヒジョーに熱いので気をつけて。



やったー。



具はかまぼこ、ちくわ、牛肉、油揚げ、ネギ、そして玉子。
牛肉と油揚げは甘く炊かれています。
汁の基本はいりこと昆布。
最初食べた時は甘くて甘くてビックリしましたけど。
もう今は懐かしい感じすらします。
ただいまの味がまたここに一つ。
ホントにシアワセデス。



ウマウマ王!

世の中は移ろいで、皆変わるし、ワタシも変わる。
変わることが当たり前。
この2年の間にワタシは変わったと思います。
考え方も受け取り方も、身も心も、ウマウマウーの基準も意義も。
でもこの鍋焼きうどんは変わらずにワタシを迎えてくれた。
心にぽーんと同じメロディとアンサンブルで響きました。
まず熱い。
この熱さが最初のポイント。
そして甘さが次のポイント。
うどんは柔らかくコシとかのフェイズではないのもポイント。
とにかく全てが愛しく、心を打つ。
ブラボー。



忘れてならないのが卓上の七味唐辛子!
これをちょっと足しますと様相が一変します。
甘さがふっと透き通って、汁のベースのいりこと昆布が立体的に主張し出します。
この七味、結構辛い。
そして陳皮も多い感じがします。
最初は甘さを楽しんで、途中からすっきりシャープに戴く。
キングマイマイやザラガスやレギオンとかイリスとかそう云うヤツですかね。
ガヴァドンもアリか。
とにかく変わるんです。
どうぞ七味での変化をお忘れなく。



全量摂取、ゴチソウサマデシタ。
ブラボーブラボー。



モチロン翌日も行きましたが何か。
美味しかったです! 御馳走様でした!

アサヒ
愛媛県松山市湊町3-10-11
10:00~17:00(売り切れ仕舞い)
毎週水曜・第2火曜休