先日久しぶりに横浜市南区八幡町の『磯村屋』に参りました。
もう10年以上伺っていますが、いつ行っても新鮮な感じがします。
生まれも育ちも横浜のワタシですが、なぜかここは帰ってきた感がありません。
お隣感とかご近所感はあります。
でもドンピシャで帰ってきたぞーってな感じではないのです。
山下公園とかマリンタワーに行く感じがとても近いかな。
同じ横浜の中だからこそ気持ちの中の棲み分けがしっかりあります。
と云うわけで半年ぶりにイタダキマス。



三色焼きそば、中!
基本の焼きそば(野菜入り)がありまして。
サイズは大中小の3種類。
更に肉、玉子、ポテト(茹でジャガイモ)の3種類のトッピングがあります。
なんですが、トッピングナシとトッピング1種類セレクトは大か小だけ。
さあ、焼きそばメニューは幾つあるでしょうか。
順列組み合わせの問題にピッタリだと思うのですが。
トッピングナシで大小で2。
トッピング1種類セレクトの大小で6。
トッピング2種類セレクトの大中小で9。
トッピング全種類セレクト(三色)の大中小で3
合計20種類の組み合わせがあります。
その中で2種類セレクトの大盛と3種類セレクトの中盛がワタクシが敬愛する350円。
文章長くてごめんなさい。
三色レッツゴー。



ウマウマウー!

後ろに仰け反ったり、ため息をついたりするような豪華絢爛なウマさではなく。
フツーにささっと食べてフツーに御馳走様を云う味。
甘いとか辛いとかの特徴もありません。
ちょっとだけ薄味の、多分ずっとこの味だったであろう、そう云う焼きそばです。
ポテトの存在だけがヒジョーに特殊と云えば特殊ですが地味な特殊さです。
終戦後のその昔はこの界隈まで海で働く男達がやってきて栄えていたそうです。
店もお母さんも焼きそばもその時代を知っている。
ノスタルジーは苦手なんですが、ここに座っていると否応なしに歴史の流れに身を置くことになります。
ここは横浜の残り少ないエアポケット。
昭和の昔の空の色、風の匂い、港の音。
そうゆうのが少し感じられたような気がします。



おでんの記事は別記事にて
美味しかったです! 御馳走様でした!
 
磯村屋
神奈川県横浜市南区八幡町4
10:00~17:00L.O.
水曜・木曜休